超漢字検索winMJ
「超漢字検索winMJ(*1)」は、約5万字(*2)の読めない漢字や異体字をすばやく検索してWebアプリに入力できる文字検索ツールです。ニューノーマル時代の名簿管理などの業務における人名用漢字の入力作業が大幅に効率化できます。
- 「超漢字検索winMJ」プレスリリース 2020年12月7日
- (*1)winMJ は Web input support for MojiJohokiban の意味です。
- (*2)「IPAmj明朝フォント」には、58,843字の漢字が含まれます。2021年3月1日に発売する「超漢字検索winMJ」では、このうちの51,760字に対応しており、その後のバージョンアップにより対応文字数を増やしていく予定です。
「超漢字検索winMJ」の特長
- 人名用の珍しい漢字や異体字を含めた約5万(*2)の漢字を検索して、住民票や戸籍の管理、会員名簿データベースなどの業務用Webアプリの画面に入力することができます。名簿の作成や電子政府の端末操作などの場面における作業負荷を軽減し、入力ミスを防ぎます。
- 漢字の読みや画数はもちろん、部首や一部の部品、異体字、それらの組み合わせなどを用いた、直感的で分かりやすい操作による漢字の検索が可能です。
- 「IPAmj明朝フォント」と、Unicode IVD の "Moji_Joho" コレクションに対応しており、IVS(*3)を使って異体字の細かい字形の差異を区別します。「IPAmj明朝フォント」は、文字情報基盤整備事業によって開発され、現在は一般社団法人文字情報技術促進協議会が管理している約6万字の業務用の漢字フォントです。人名の表記など、細かな字形の差異を使い分ける場面での利用を想定して開発されており、「戸籍統一文字」の55,270字や「住民基本台帳ネットワークシステム統一文字」の19,563字の漢字を含んでいます。
- (*3)Unicode IVS/IVDとは、Unicodeにおいて漢字の異体字をコード化して扱うための規格です。異体字を示す字形の一覧がIVD(Ideographic Variation Database: 漢字字形データベース)として登録、公開されており、テキストデータ中の異体字の区別をIVS(Ideographic Variation Sequence: 異体字シーケンス)によって指定します。IVDには、文字情報基盤に対応した "Moji_Joho" などのコレクションが登録されています。
図表
「超漢字検索winMJ」の画面例1: 「示 メ」を含む漢字を検索
「超漢字検索winMJ」の画面例2: 「邊」の異体字を検索
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