OS をデバッグモードで起動することにより、IMS や BMS (デバッグモニタ) などのデバッグ用ツールが使えるようになります。
なお、コンソール小物を使用すれば、デバッグモードにしなくても CLI は使用できます。 CLI コマンドや CLI 上で動作するツールは、 デバッグモードでなくても利用可能です。
デバッグモードを使用するためには、 シリアルポートに外部コンソールを接続する必要があります。 外部コンソールは以下の仕様で接続します。 1B/V3 の通信ソフトウェアや B-right/V の通信ソフトウェア/基本通信などが利用できます。
シリアルポート | COM1 |
通信速度 | 19200 bps |
データ長 | 8 ビット |
ストップビット | 1 ビット |
パリティ | なし |
フロー制御 | RTS/CTS フロー制御 |
文字コード | 日本語 EUC |
送信行末 | CR |
受信行末 | CRLF |
デバッグモードへは、次のようにして移行します。
[F8]
、または
[CapsLock]
キーを押します。
起動選択:[1]または[2]のキーを押してください。 1.基本動作 2.通常動作 |
※ B-right/V のバージョンによっては、以下の表示となります。
起動選択:[1]または[2]のキーを押してください。 1.基本画面(640×480/16色)起動 2.通常画面(設定したサイズ/色)起動 |
この表示が現われずに OS が起動してしまった場合は、 最初からやり直してください。
[9]
を 4 回押す。
新たに次の項目が現われます。
3.デバッグモード |
[3]
を押すと、デバッグモードで起動します。
外部コンソールに起動メッセージ等が表示されます。
[/SYS]% debugmode 1 次回からデバッグモードで起動する [/SYS]% debugmode 0 次回から通常モードで起動する
?
コマンドで見ることができます。
デバッグモードでは、 画面上の初期ウインドウを終了してもシステムは終了しません。 外部コンソール上で以下のようにして終了させてください。
次のコマンドを使用して終了させます。
[/SYS]% exit
次のいずれかのコマンドを使用して終了させます。
[IMS]% exit 電源オフ [IMS]% exit -1 リセット [IMS]% exit -3 再起動