メニューのシステムコールを直接使用せずに、 簡単に標準的なメニュー処理を行えるようにしたライブラリーである。
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W openmenu(W men)
W men データ番号
≧0 メニューID <0 エラー
  men で指定したデータ番号の標準メニューをオープンして、
  メニューIDを関数値として戻す。
データボックス上の標準メニュー定義をメニューマネージャに渡す構造体に変換し、 メニューを生成する。この時、仮身操作等の特殊メニュー項目はダミーの項目としておく。
  openmenu() では、
  同時に1つのメニューしかオープンできない。
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VOID closemenu(void)
なし
なし
  openmenu() でオープンした標準メニューをクローズする。
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W selmenu(W vid, FUNCP mfunc[])
W vid 仮身ID FUNCP mfunc[] メニュー対応関数
メニュー対応関数の戻値
登録した標準メニューの選択処理を行う。 キーメニューによる選択処理も行う。
wevt.e.type = EV_AUTKEY の時は 何もせずにリターンする。
 vid は oget_vmn() でのパラメータとする。
     実身操作メニューへの特殊メニューの追加の処理も行う。
 wevt.e.type = EV_KEYDOWN の時は、
     mfnd_key() を実行する。
     それ以外の時は msel_men() を実行する。
wexe_dmn() を実行してリターンする。
     仮身 / 実身 / ディスク / 付箋操作メニューの時は oexe_vmn() に渡すための選択番号の調整を行う。選択番号  +  0x4000 とする。
mfunc で指定されたメニュー対応関数を実行し、
     その関数値でリターンする。
     この時、変換テーブルに定義されているパラメータを、メニュー対応関数に渡す。
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VOID inactmenu(W mask, W mode)
W mask 内部番号マスク W mode 不能状態
なし
登録した標準メニューの不能状態を一括設定する。
  mask は設定の対象を示すの内部番号のマスクで、
  LSBが内部番号0、MSB が内部番号31に対応する。
  mode により、mask で指定した項目の不能状態を設定する。
    mode = 0        : 対象を不能状態、対象以外を可能状態とする。
    mode = M_INACT  : 対象を不能状態、対象以外は変更なしとする。
    mode = M_ACT    : 対象を可能状態、対象以外は変更なしとする。
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VOID indmenu(W ino, W param, W mode)
W ino 内部番号 W param 項目を指定するパラメータ W mode モード
なし
登録した標準メニューのインジケータを設定する。
  ino で指定した内部番号の項目群 ( 1 〜 N 個)
  のインジケータを設定する。
  同じ内部番号の項目群は、同じ親メニューに含まれていなくてはいけない。
mode & 3 = 0 : param≠0 の時 ON、param =0 の時 OFF
             = 1 : param=パラメータ の時 ON
                   param≠パラメータ の時 OFF
             = 2 : param & パラメータ=1 の時 ON
                   param & パラメータ=0 の時 OFF
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W opengmenu(W men)
W men データ番号
≧0 メニューID <0 エラー
  men で指定したデータ番号の汎用メニューをオープンして、
  メニューIDを関数値として戻す。
データボックス上の汎用メニュー定義をメニューマネージャに渡す構造体に変換し、 メニューを生成する。
同時に12個までの汎用メニューがオープンできる。
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VOID closegmenu(W men)
W men データ番号
なし
men で指定してオープンした汎用メニューをクローズする。
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W selgmenu(W men, PNT pos, W *ppar)
W men データ番号 PNT pos 表示位置 W *ppar パラメータを戻す変数へのポインタ
  men で指定してオープンした汎用メニューの選択処理を行い、
  選択番号に対応する内部番号を関数値として戻し、*ppar にパラメータを戻す。
  pos は汎用メニューの表示位置を指定する。
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VOID chggmenu(W men, W ino, W param, W mode)
W men データ番号 W ino 内部番号 W param 項目を指定するパラメータ W mode モード
なし
  men で指定してオープンした汎用メニューの状態変更処理を行う。
  ino で指定した内部番号の項目群 ( 1 〜 N 個 ) の状態を設定する。
    mode     <0: param で指定した状態を設定。
    mode & 1 =0: param = パラメータ の時、インジケータをON
                   param ≠ パラメータ の時、インジケータをOFF
               =1: param & パラメータ=1 の時、インジケータをON
                   param & パラメータ=0 の時、インジケータをOFF
mode & 0x10 ≠ 0 の時は、ON のみ設定し、OFF は設定しない。
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W keymenu(void)
なし
メニュー処理関数の戻値
イベント処理関数のキー入力処理として、 キーメニューの処理のみの時に、 イベント処理関数テーブルに登録するための関数。
  イベント ( wevt ) の命令キーまたはメニューボタンがONの時に、
  イベント処理関数として定義されたメニュー処理関数を実行して、その関数値を戻す。
命令キーおよびメニューボタンが OFF の時は、 何もせずに 0 を戻す。
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VOID chgmitem(W no, TC *ptr)
W no 項目 TC *ptr 変更する内容
なし
  no で指定した項目をTCで指定した内容に変更する。