特長
製品仕様
画面写真
補足説明
ウェブカタログ
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2001年3月15日
パーソナルメディア株式会社
〒142-0051 東京都品川区平塚1-7-7 MYビル
TEL.03-5702-7858 FAX.03-5702-7857
E-mail:sales@personal-media.co.jp
http://www.personal-media.co.jp/
(超漢字専用ページ) http://www.chokanji.com/
世界初:多漢字コンテンツのデータ共有ソフトを
パーソナルメディアが新発売
「超漢字ウェブサーバ」で17万字超の文字がWindowsなど他OSでも閲覧可能に
総合パッケージソフトウェアメーカーのパーソナルメディア株式会社(代表取締役:泉名達也、本社:東京、電話番号03-5702-7858、資本金1,000万円)は、現在発売中の多漢字BTRON仕様OS「超漢字3」のアプリケーションの1つとして、4月12日より、「超漢字ウェブサーバ」を発売いたします。
「超漢字ウェブサーバ」は、「超漢字3」内に作成された多漢字の文書データ(コンテンツ)を、HTML形式およびHTTPプロトコルで発信するソフトウェアです。特に、超漢字3のコンテンツに含まれるJIS第1・第2水準の範囲外の文字は、画像イメージに展開して発信することが可能ですので、Windows上のInternet ExplorerやNetscapeなど、非BTRON環境からでも多漢字・多文字を含んだコンテンツを閲覧できます。
多漢字コンテンツのリアルタイムな情報共有をサポートするソフトウェアは、国文学、歴史学、言語学などの研究分野はもちろん、JISやUnicodeに含まれない多数の人名用異体字を扱う顧客管理データベースや、書名、著者名に多漢字、多言語を必要とする図書館の情報管理システムなどに需要があったものの、このような機能をサポートするソフトウェアには前例がなく、「超漢字ウェブサーバ」が世界で初めての商用製品となります。本ソフトウェアにより、「超漢字3」の大きな特長である多漢字機能に、「情報共有」という付加価値をつけることができます。
また、BTRON仕様OS「超漢字3」では、当初から「実身/仮身」と呼ばれるインターネット型の情報管理システムを実現しています。そのため、ワープロソフト、図形編集ソフトなどBTRON上の基本的なアプリケーションで作成したローカルコンテンツが、そのままホームページ等のウェブコンテンツとして活用できます。具体的には、ワープロソフト、図形編集ソフト、表計算ソフトなど、あらゆるソフトにおいて「仮身」と呼ばれるハイパーリンクを扱うことができ、文章や図形の編集とまったく同じ操作、同じアプリケーションを用いて、「仮身」を含めたコンテンツの作成や編集作業まで行うことが可能です。一方、「超漢字ウェブサーバ」では、BTRONのローカルコンテンツ内のリンクである「仮身」を、ウェブ上でハイパーリンクを示すHTMLのアンカータグに変換します。これらの機能を組み合わせて使用すると、結局、BTRON上で自然に作成、蓄積されたコンテンツが、そのままウェブによる情報発信用コンテンツとして利用できることになります。他のOSのように、ウェブ用コンテンツを作成するために別途HTMLエディタやホームページ作成ソフトなどを使用する必要がありません。
本ソフトウェアは、インターネットや社内LANへの情報発信はもちろん、学校やパソコン教室における先生用マシンと生徒用マシンとの情報共有、オフィスや家庭での複数のパソコン間の情報共有、BTRONパソコンと他のパソコンとの情報共有、グループウェアによる共同作業など、幅広い用途にご利用いただけます。特に、BTRON仕様OS「超漢字3」の特長である多漢字機能や、インターネット型の情報管理システムである「実身/仮身」と組み合わせてご利用いただくことにより、極めて利用価値の高いソフトウェアとなります。
「超漢字ウェブサーバ」の価格は50,000円(税別)で、パーソナルメディア株式会社(http://www.personal-media.co.jp/)からの直販にてお求めいただけます。
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◇「超漢字ウェブサーバ」の特長
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- 閲覧側のOSやブラウザに依存しません。Internet ExplorerやNetscapeなど、Windowsや非BTRON環境から、「超漢字3」上に作成したコンテンツを閲覧できます。
- 「超漢字3」の多漢字、多文字機能に対応しています。閲覧側のOSが「超漢字3」でない場合にも、多漢字、多文字部分の文字フォントを画像イメージに展開して情報発信する機能を持っており、Windowsなど非BTRONの環境を含めて多漢字、多文字情報の共有が可能となります。一方、閲覧側のOSが「超漢字3」の場合は、多漢字、多文字部分の文章データを文字コード(テキスト形式TRONコード)の形で発信することも可能です。
- 「超漢字3」内に作成されたローカルコンテンツ(文章データ、図形データ等)が、そのままハイパーリンクを含むウェブコンテンツになります。ウェブページ作成のための別ソフトやHTMLなどの知識が不要です。
- 文章データだけでなく、図形データ、ダウンロード用データ、URLなど、幅広いデータタイプに対応しています。
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◇「超漢字ウェブサーバ」の製品仕様
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対応OS
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サーバ側設定可能項目
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- 閲覧側OSの文字コード設定
- 閲覧側文字コード範囲外の文字の変換方法
- ルート実身及び対応するURL
- タウンロード対象となる実身のアプリケーションタイプ
- ポート番号
- 接続コネクション数
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変換・送信対象
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- 文章実身(URL,TAD,HTML)
- 図形実身
- ダウンロード対象実身
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閲覧側文字コード範囲外の文字の変換方法
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- 文字フォントを展開した画像イメージ
- テキスト形式TRONコード(&Txxxxx;)
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HTMLに変換可能な制御コード及び付箋
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- 改行・改段落、改ページ、文字サイズ指定付箋・文字拡大縮小指定付箋・文字色指定付箋、行揃え指定付箋、文字揃え指定付箋、文字修飾指定付箋
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埋め込み図形及び図形実身の変換方法
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- TADの図形・画像セグメントを展開した画像イメージ
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仮身の変換方法
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- 実身名の文字列+アンカータグ
- 仮身の画像イメージ(クリッカブルマップ)+アンカータグ
- 開いた仮身にも対応可能
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生成する画像データ形式
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◇画面写真
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「超漢字ウェブサーバ」から発信された多漢字コンテンツを、Windows上のInternet Explorerブラウザで閲覧した例:
○画面写真 (GIFファイル 125KB)
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◇補足説明:「超漢字3」とは?
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「超漢字3」は、トロンプロジェクトから生まれたBTRON仕様OS(※1)、「超漢字」シリーズの最新版です。「GT書体フォント」66,756字(※2)、大漢和辞典収録文字(※3)、iモード絵文字などを含めて、世界各国17万の文字を自由自在に扱えます。「超漢字3」は、自治体の住民管理やDM発送のように多数の人名を扱う業務、図書館の蔵書検索システム、国文学の研究者、海外在住の日本人や日本在住の留学生の皆様などを中心に、大きな注目を集めております。
「超漢字3」はPC/AT互換機(DOS/Vパソコン)で動作します。インターネットブラウザやメールソフト、ワープロソフト、表計算ソフトなどの基本的なアプリケーション類に加えて、漢字の構成部品(ヘンやツクリ)や読み、画数、異体字、関連字などの情報から必要な漢字を素早く検索できる文字検索ユーティリティ、多言語を入力するための「世界文字入力」が付属しています。ワープロなどの基本的な機能が揃っているため、これだけで統合ソフトウェアとしてご利用いただけますが、OSですので、この上で用途に応じたアプリケーションを開発することも可能です。「超漢字3」の開発環境は、LinuxなどのUNIX系OSの上で動作するクロス開発環境となっており、超漢字のホームページhttp://www.chokanji.com/から無償でダウンロードできます。
「超漢字3」は、Windows 98 や Windows Me と同等以上の能力を持ちながら、はるかにコンパクトで高速です。Intel 80486DX、16MBメモリ、300MBのハードディスクといったハードウェア構成で十分実用的に動作します。さらに、多漢字機能を使用しない場合にはより少ない容量のハードディスクでも動作し、古いパソコンも無駄にはなりません。起動時間も10〜20秒程度ですから、気軽にパソコンを動かしたり、しばらく使わない間は電源を止めたりできます。その結果、電気のムダ使いを避けることができ、環境にも優しいオペレーティングシステム(OS)となっています。
※1
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OSとはオペレーティングシステムの略で、「基本ソフト」とも呼ばれます。その上でいろいろなアプリケーションを動かすための土台となるソフトウェアです。BTRONとは、トロンプロジェクトの1つとしてパソコン向けに仕様設計されたOSです。トロンプロジェクトの詳細については、トロンプロジェクトのホームページ http://www.tron.org/ をご覧ください。
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※2
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日本学術振興会の未来開拓学術研究推進事業「マルチメディア通信システムにおける多国語処理の研究」プロジェクトの成果。http://www.l.u-tokyo.ac.jp/GT/でも公開されています。
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※3
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大漢和辞典 諸橋轍次著 大修館書店刊。超漢字3に実装した大漢和辞典収録文字は、ダッシュ付漢字や補巻まで含めて、修訂第二版に完全準拠しています。
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TRONは“The
Real-time Operating system Nucleus” の略称です。
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BTRONは“Business
TRON”の略称です。
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BTRON はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。
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超漢字はパーソナルメディア株式会社の商標です。
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その他の商品名などは各社の商標または登録商標です。
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本資料に記載された製品の価格、仕様などは、発表日現在のものです。最終的に販売される製品では、変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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以上
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