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文字入力に関するご質問

最終更新日 2001年11月7日(水)

Q.851 かな漢字変換で逆変換をすると、変換時に表示されていた候補の一部が飛ばされることがあります。
Q.852 かな漢字変換でよみを一杯に入れて変換すると、よみの末尾が切れてしまうことがあるようです。
Q.853 半角モードで読みを入力しても、ひらがなは全角で扱えるようにする方法はありますか。
Q.854 ウムラウトやアクセント記号の付いたアルファベットの入力はどうすればよいのでしょうか。
Q.855 右[Ctrl]キーの無いキーボードで「確定」の操作をするにはどうすればよいのですか?
Q.856 ユーザ辞書を変更することによって生じる違いは何ですか?
Q.857 いわゆる「外字(がいじ)」は使えないのですか。
Q.858 アラビア語やデヴァナガリ語など特別な入力手段がない言語は、どうやって入力したらよいのでしょうか?
Q.859 アラビア語などでletter同士を繋げて表示するにはどうしたらよいでしょうか?
Q.860 Windows上のワープロソフトで、超漢字に含まれる難しい漢字を入力したいのですが。
Q.861 縦書きの文章を編集・印刷できると聞いたのですが。
Q.862 かな漢字変換時に使用するキーの割当てを自由に変更できますか?
Q.863 「世界文字入力」小物を使って文章を入力するとき、空白の幅が全角になってしまいます。この幅を半角にすることはできるのでしょうか。
Q.864 数式の入力はどのようにするのですか。
Q.865 JIS第1・第2水準の文字の書体を[SS細明朝体]にしたところ、[明朝体]のまま表示される文字があります。
Q.866 漢字の入力の際に、読みを入力したところで勝手に確定してしまいかな漢字変換ができません。

Q.851 かな漢字変換で逆変換をすると、変換時に表示されていた候補の一部が飛ばされることがあります。
逆変換で候補一覧を逆順に辿るときは、先頭1ブロック目(1ブロックは10候補)の候補一覧の末尾に移動します。

たとえば、あるよみに対して16個の候補が存在する場合、順に[変換]および[逆変換]を行った場合の候補の移動を図に表すと、以下のようになります。
       変換
       -----------------------------------------------------
      ↓                                                   ↑
       → → → → → → → → →  →  →  →  →  →  →
      1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  候補
       ← ← ← ← ← ← ← ← ←  ←  ←  ←  ←  ←  ←  ←
      ↓                           ↑
       -----------------------------
      逆変換
    

1番目の候補で逆変換を行った場合、10番目ではなく16番目に戻る方が変換機能と対称な動作になり、操作上も自然ではありますが、超漢字が使用しているかな漢字変換エンジンの仕様から生じる制限により、現状では10番目に戻るようになっています。

  
Q.852 かな漢字変換でよみを一杯に入れて変換すると、よみの末尾が切れてしまうことがあるようです。
変換文字列の最大長が160文字を超えているようです。160文字以内で変換を行なってください。
  
Q.853 半角モードで読みを入力しても、ひらがなは全角で扱えるようにする方法はありますか。
「ユーザ環境設定」小物の「かな漢字変換設定」の「ローマ字」を「VJE」に変更すると、半角モードにして読みを入力するとひらがなが半角にならずに入力できます。また、英数文字だけが半角になるように入力できるようにもなりますのでお試しください。
  
Q.854 ウムラウトやアクセント記号の付いたアルファベットの入力はどうすればよいのでしょうか。
「世界文字入力」小物を使えば、変換操作でウムラウトやアクセント記号の付いたアルファベットを入力できます。
  
Q.855 右[Ctrl]キーの無いキーボードで「確定」の操作をするにはどうすればよいのですか?
右[Ctrl](○:入力終)キーは[F10]キーで代用できます。

また、かな漢字変換設定ウィンドウの見出し〈キー割当〉の画面で[VJE-Delta-SP]に設定すると、[Enter]キーを[○:入力終]キーとして使えます。
  
Q.856 ユーザ辞書を変更することによって生じる違いは何ですか?
辞書の学習結果はユーザ辞書に保存される仕様になっているため、ユーザ辞書を変更すると、それまでの学習結果も含めて変更することになります。
  
Q.857 いわゆる「外字(がいじ)」は使えないのですか。
登録したシステムだけで使えるようにする、文字コードにない文字を「外字」といいます。

必要な文字がシステムにない時に有効ですが、外字を使った文章はネットワークなどでやりとりすることができません。TRONでは難しい漢字や特殊な文字も扱えるようにTRONコードを用意しています。

「超漢字」では、このTRONコードを採用しているため、これまでに活字化された文字は網羅的に含まれています。そのため、外字を扱う領域はございません。

一方、文字ではなく何かのマークやロゴを文章に混ぜたい場合があると思います。そのようなときには、基本図形編集で作った図形を文章に埋め込んでください。埋め込み図形は、文字と同じようにレイアウト、印刷可能です。また埋め込み図形をいったん最小に変形すると、回りの文字サイズに合わせて大きさが自動で調節されます。
  
Q.858 アラビア語やデヴァナガリ語など特別な入力手段がない言語は、どうやって入力したらよいのでしょうか?
文字コード表から文字を拾って使っていただく必要があります。必要とされる文字を、文字検索小物やサンプル文書に用意したコード一覧から複写してください。
なお、超漢字に添付されている基本文章編集などのソフトウェアは、アラビア語やデヴァナガリ語などの言語固有の表記規則に対応しておりません。
  
Q.859 アラビア語などでletter同士を繋げて表示するにはどうしたらよいでしょうか?
次の操作により文字を連結させることができます。

○基本文章編集(ワープロソフト)
  1. [文字修飾]メニューの[比例ピッチ]を選びます。

○基本図形編集(図形編集ソフト)
  1. 道具パネルにある[字]のプルダウンメニューで[書式]を選びます。
  2. 書式設定のパネルで[比例ピッチ]をオンにします。
  
Q.860 Windows上のワープロソフトで、超漢字に含まれる難しい漢字を入力したいのですが。
超漢字はWindows上で動作するソフトではなく独立したOSとなりますので、Windows上のワープロソフトを使いながら超漢字を起動して、超漢字に含まれる難しい漢字をワープロソフトに入力する操作はできません。そこで、超漢字に含まれるWindows上では使えない文字をWindows上のソフトで利用したい場合には、以下の2つの方法が考えられますので、お試しください。

一つ目は、画用紙(基本図形編集)を使う方法です。画用紙には、[図形操作]メニューの中に[焼き付け]という機能があります。この[焼き付け]の機能を使うことで、文字データを図形データ(ピクセルマップ)にすることができます。このピクセルマップのデータ(図形実身)をファイル変換小物を使い、変換方法を「画像(BMP)」と指定して変換することで、Windows上の図形データを表示できるソフトで見ることができます。
なお、図形実身中に複数のピクセルマップがある場合には、画用紙の中でいちばん後ろになっているピクセルマップだけが変換されます。Windows上で文字を一つ一つ別の図形データとして扱いたい場合には、別々の図形実身として作成します。
文字データをピクセルマップにするための詳細は、取扱説明書小物を起動して、索引で「や」の「焼き付け」を表示してご覧ください。

二つ目は、画面印刷の機能を使う方法です。操作はこちらの方が簡単です。原稿用紙(基本文章編集)に該当の文字を入力した後、画面印刷小物を起動して「図形実身へ保存」を選択します。設定された時間が過ぎると、画面に表示されている内容全体がそのまま図形実身に保存され、初期ウィンドウにその実身を指す仮身が現れます。これを一つ目の方法と同様に、ファイル変換小物を使ってWindows上の図形データ(BMP)に変換することで、Windows上の図形データを表示できるソフトで見ることができます。
  
Q.861 縦書きの文章を編集・印刷できると聞いたのですが。
「基本文章編集」(ワープロソフト)の[書式/印刷]メニューから[縦書き]を選ぶことで、縦書き文章の編集・印刷が可能です。
  
Q.862 かな漢字変換時に使用するキーの割当てを自由に変更できますか?
標準ではキー割当てを変更する機能は提供しておりません。しかしながら、ユーザ様からのご要望もあり、個人の責任において、キー割当てを変更できるように情報を公開しています。詳細につきましては、取扱説明書小物の見出し<索引>から「き」を選び、「キーの記述方法(キー割り当て程度ファ…」の項目をご覧ください。なお定義ファイルの変更は、原則としてサポート対象外となります。またシステムが不安定になる恐れもありますので、十分注意して操作してください。
  
Q.863 「世界文字入力」小物を使って文章を入力するとき、空白の幅が全角になってしまいます。この幅を半角にすることはできるのでしょうか。
「世界文字入力」小物を使って入力される文字は、空白も含めてすべて全角幅となります。

しかし、基本文章編集の[文字修飾]メニューから[比例ピッチ]を選択することで、全角幅の空白が半角幅に近い空白となりますので、ぜひお試しください。

また、中国簡体字、韓国語、欧州文字の入力については、「世界文字入力」小物ではなく、「超漢字3」に収録されている各種の入力小物を使い、入力モードを半角にすることで、空白が半角幅となりますので、必要に応じてご利用ください。

上記3言語の入力小物は、「超漢字3」の場合は『基本サンプル集』の『「超漢字3」提供データ』内にございます。
  
Q.864 数式の入力はどのようにするのですか。
「超漢字」には各種の数学記号が搭載されています。数学記号の入力と表示については、標準添付のワープロソフト「基本文章編集」には数式入力の機能がございませんが、標準添付の図形編集ソフト「基本図形編集」をお使いいただくことで、各記号を図形として自由に組み合わせて、数式を作成することが可能です。

なお「基本図形編集」のみで数式の作成や印刷が可能ですが、たとえば、「基本図形編集」を使って、数式を画像データとして作成し、これをワープロソフトで作成した文章の中に貼り付けることも可能です。
  
Q.865 JIS第1・第2水準の文字の書体を[SS細明朝体]にしたところ、[明朝体]のまま表示される文字があります。
SS細明朝体フォントは、大漢和辞典収録文字用に用意したものですが、通常文章を作成する場合JISの範囲のコードを使い、不足文字を大漢和辞典収録文字で補うというのが一般的かと思います。そこで、JISの範囲内の文字についても、大漢和辞典収録文字と同様なデザインのSS細明朝体のフォントを用意し、書体指定により同一デザインの書体で表示できるようにしました。

ご指摘のように、本来SS細明朝となるべき表示が明朝となる件につきましては調査したところ、 SS細明朝体の書体(フォントファイル)の不備であることが判明しました。 全部で53の文字について、同様の問題があることを確認しました。ご不便をおかけして申し訳ございません。
  
Q.866 漢字の入力の際に、読みを入力したところで勝手に確定してしまいかな漢字変換ができません。
USB接続カードリーダ Hagiwara Sys-Com製 FlashGate Dual HBC-UD2000 をご使用中の場合は、Q.270に従って設定を行なうことでこの症状を回避できます。
  

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