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画面表示に関するご質問

最終更新日 2001年11月7日(水)

Q.351 画面モードと、システムが利用できるメモリの容量とは関係がありますか?
Q.352 超漢字上で、仮想VRAM方式を利用しているかどうかを知ることはできますか?
Q.353 利用可能な解像度はどれくらいですか?
Q.354 ノートパソコンに外部モニターを接続するための端子があるのですが、実際に外部モニターを接続しても何も表示されません。どうすれば表示できるのでしょうか?
Q.355 「画面サイズ/色数」を変更したところ、画面の表示が乱れてしまい、元に戻せなくなってしまいました。
Q.356 ビデオカードにMATROX Millennium シリーズを使っています。超漢字で1280×1024の表示ができていましたが、BIOSをバージョンアップしたところ、800×600ドットまでしか表示できなくなってしまいました。

Q.351 画面モードと、システムが利用できるメモリの容量とは関係がありますか?
画面の色数や VESA BIOS のバージョンにより、画面表示の方法が異なります。その結果、システムが利用できるメモリの容量に違いがでてきます。
  • VESA BIOS Version 2.0 未満の場合
    メインメモリの一部を仮想VRAMとして使用します。
    画面解像度と色数に応じて、システムで利用できるメモリの容量が減少します。
  • VESA BIOS Version 2.0 以上の場合(16色、24ビットフルカラーを除く)
    直接 VRAM に描画します。
    これによるメインメモリの減少はありません。
  • VESA BIOS Version 2.0 以上で16色、24ビットフルカラーの場合
    メインメモリの一部を仮想VRAMとして使用します。そのため、画面解像度に応じて、システムで利用できるメモリの容量が減少します。
仮想VRAMを利用した場合のメモリの減少量は以下の通りです。
特に、VESA BIOS Version 2.0 未満の機種で高解像度・多色画面を利用する場合、または、24 bits/pixel 1677万色(いわゆる24bitsフルカラー)の画面を利用する場合は、比較的多くのメモリが仮想VRAMとして使用されますので、注意が必要です。

仮想VRAMを利用した場合のメモリの減少量
画面解像度 16色 256色 65536色 1677万色
640× 480 152KB 300KB 600KB 1200KB
800× 600 232KB 472KB 940KB 1876KB
1024× 768 ---- 768KB 1536KB 3072KB
1280×1024 ---- 1280KB 2560KB 5120KB
1600×1200 ---- 1876KB 3752KB 7500KB

  
Q.352 超漢字上で、仮想VRAM方式を利用しているかどうかを知ることはできますか?
[システム環境設定]小物の〈機器〉画面にある[ビデオアダプタ]の情報をみて、フレームメモリアドレスが「未使用」となっているかどうかを確認してください。
フレームメモリアドレスが「未使用」のとき:
メインメモリを利用した仮想VRAM方式により画面表示を行なっています。
仮想VRAMの分だけ、メインメモリが減少します。
フレームメモリアドレスに、アドレス(たとえば 05000000)が表示されているとき:
仮想VRAM方式ではありません。直接VRAMに描画しています。
これによるメインメモリの減少はありません。
  
Q.353 利用可能な解像度はどれくらいですか?
お使いのパソコンにもよりますが、最大で1600×1200までの解像度がご利用になれます。
  
Q.354 ノートパソコンに外部モニターを接続するための端子があるのですが、実際に外部モニターを接続しても何も表示されません。どうすれば表示できるのでしょうか?
ノートパソコンは基本的に外部モニターを常に用いることを想定していないため、省電力などの目的で外部モニターへの出力をコントロールする機能を持たせている場合があります。この場合、外部モニターへ表示するような設定にしない限りは、外部モニターを接続しても表示することができません。設定手順として以下の方法があります。詳細はご使用のノートパソコンに付属する取扱説明書を確認してください。

  • 機種によっては、外部モニターの接続を起動時に判定し、その時点で接続されていなければ外部モニターへ信号を出さないものがあります。この種のノートパソコンを使う場合は、起動時にモニターを接続しておく必要があります。超漢字が起動してからモニターを接続しても画面には表示できません。
  • BIOSの設定によって、外部モニターのコントロールを行う機種もあります。この場合は、電源投入時のブート画面で、指定されたキーを押すと、セットアップ画面になるので、その状態で外部モニターを使用するという設定にしてください。
  • DOS/Windows上から外部モニターのコントロールを行う機種もあります。この場合は、まずDOS/Windowsを起動して外部モニターを使用する状態にしてから超漢字を再起動すれば、外部モニターが使えることがあります。
  • 外部モニターが使用できる状態で、キーの組み合わせ(たとえば[Fn]キー+ファンクションキー)で1)内蔵LCDのみ表示、2)外部モニターのみ表示、3)内蔵LCDと外部モニターを同時表示、の3つのモードを切り替る機種があります。1)のモードでは外部モニターに表示しませんので、2)または3)のモードに切り替えてください。
  
Q.355 「画面サイズ/色数」を変更したところ、画面の表示が乱れてしまい、元に戻せなくなってしまいました。
パソコンの電源を入れるか再起動して、BIOSの画面が表示された直後に[F8]キーを押してください。「OS起動メニュー登録」を行っている場合は、OSを選択するメニューで「B-right」を選択した直後に[F8]キーを押してください。パソコンによっては[F8]キーを押すタイミングが短いものもありますので、何度か繰り返し試してください。[F8]キーが正しく認識されますと、以下のメニューが表示されます。

      起動選択:[1]または[2]のキーを押してください。
      1. 基本動作
      2. 通常動作
    
「1. 基本動作」は640×480ドット 16色の設定で超漢字を起動します。「2. 通常動作」は「画面サイズ/色数」の設定で起動します。

そこで[1]キーを押して「1. 基本動作」で超漢字を起動したのち、システム環境設定小物で「画面サイズ/色数」の設定を変更してください。設定の変更は、まず640×480ドットから始めて、低い画面サイズから高い画面サイズへ順に試してください。なお設定変更後の再起動で画面表示が乱れた場合は、30秒間キーを押さなければ、変更前の設定に戻ります。またキーを押してしまい画面が乱れた状態になってしまったら、以下の手順で操作することで超漢字を終了できますので、再度基本動作で起動して設定をやり直してください。

  1. [Ctrl]+[E]キーを押します。
  2. [Enter]キーを2回押します。
  
Q.356 ビデオカードにMATROX Millennium シリーズを使っています。超漢字で1280×1024の表示ができていましたが、BIOSをバージョンアップしたところ、800×600ドットまでしか表示できなくなってしまいました。
MATROX Millennium G200, G400については、BIOSをバージョンアップしたり、最近購入した製品では800×600ドットまでしか表示できないようです。対処方法としてビデオカードの製造元MATROXのホームページからBIOSをダウンロードして、バージョンダウン/バージョンアップする方法が報告されています。
なおビデオカードのBIOSをバージョンアップする操作は、バージョンアップに失敗すると最悪そのビデオカードが使用できなくなる場合もあります。個人の責任において、十分に注意して実行してください。
  

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