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画面表示に関するご質問

最終更新日 2006年12月27日(水)

Q.351 画面モードと、システムが利用できるメモリの容量とは関係がありますか?
Q.352 超漢字上で、仮想VRAM方式を利用しているかどうかを知ることはできますか?
Q.353 利用可能な解像度はどれくらいですか?
Q.354 ノートパソコンに外部モニターを接続するための端子があるのですが、実際に外部モニターを接続しても何も表示されません。どうすれば表示できるのでしょうか?
Q.355 「画面サイズ/色数」を変更したところ、画面の表示が乱れてしまい、元に戻せなくなってしまいました。
Q.356 ビデオカードにMATROX Millennium シリーズを使っています。超漢字で1280×1024の表示ができていましたが、BIOSをバージョンアップしたところ、800×600ドットまでしか表示できなくなってしまいました。
Q.357 チップセット Intel 845Gシリーズを搭載し、これに内蔵されているグラフィック機能を利用しているパソコンで、高解像度・多色表示ができません。

Q.351 画面モードと、システムが利用できるメモリの容量とは関係がありますか?
画面の色数や VESA BIOS のバージョンにより、画面表示の方法が異なります。その結果、システムが利用できるメモリの容量に違いがでてきます。
  • VESA BIOS Version 2.0 未満の場合
    メインメモリの一部を仮想VRAMとして使用します。
    画面解像度と色数に応じて、システムで利用できるメモリの容量が減少します。
  • VESA BIOS Version 2.0 以上の場合(16色、24ビットフルカラーを除く)
    直接 VRAM に描画します。
    これによるメインメモリの減少はありません。
  • VESA BIOS Version 2.0 以上で16色、24ビットフルカラーの場合
    メインメモリの一部を仮想VRAMとして使用します。そのため、画面解像度に応じて、システムで利用できるメモリの容量が減少します。
仮想VRAMを利用した場合のメモリの減少量は以下の通りです。
特に、VESA BIOS Version 2.0 未満の機種で高解像度・多色画面を利用する場合、または、24 bits/pixel 1677万色(いわゆる24bitsフルカラー)の画面を利用する場合は、比較的多くのメモリが仮想VRAMとして使用されますので、注意が必要です。

仮想VRAMを利用した場合のメモリの減少量
画面解像度 16色 256色 65536色 1677万色
640× 480 152KB 300KB 600KB 1200KB
800× 600 232KB 472KB 940KB 1876KB
1024× 768 ---- 768KB 1536KB 3072KB
1280×1024 ---- 1280KB 2560KB 5120KB
1600×1200 ---- 1876KB 3752KB 7500KB
  
Q.352 超漢字上で、仮想VRAM方式を利用しているかどうかを知ることはできますか?
[システム環境設定]小物の〈機器〉画面にある[ビデオアダプタ]の情報をみて、フレームメモリアドレスが「未使用」となっているかどうかを確認してください。
フレームメモリアドレスが「未使用」のとき:
メインメモリを利用した仮想VRAM方式により画面表示を行なっています。
仮想VRAMの分だけ、メインメモリが減少します。
フレームメモリアドレスに、アドレス(たとえば 05000000)が表示されているとき:
仮想VRAM方式ではありません。直接VRAMに描画しています。
これによるメインメモリの減少はありません。
  
Q.353 利用可能な解像度はどれくらいですか?
お使いのパソコンにもよりますが、最大で1600×1200までの解像度がご利用になれます。
  
Q.354 ノートパソコンに外部モニターを接続するための端子があるのですが、実際に外部モニターを接続しても何も表示されません。どうすれば表示できるのでしょうか?
ノートパソコンは基本的に外部モニターを常に用いることを想定していないため、省電力などの目的で外部モニターへの出力をコントロールする機能を持たせている場合があります。この場合、外部モニターへ表示するような設定にしない限りは、外部モニターを接続しても表示することができません。設定手順として以下の方法があります。詳細はご使用のノートパソコンに付属する取扱説明書を確認してください。

  • 機種によっては、外部モニターの接続を起動時に判定し、その時点で接続されていなければ外部モニターへ信号を出さないものがあります。この種のノートパソコンを使う場合は、起動時にモニターを接続しておく必要があります。超漢字が起動してからモニターを接続しても画面には表示できません。
  • BIOSの設定によって、外部モニターのコントロールを行う機種もあります。この場合は、電源投入時のブート画面で、指定されたキーを押すと、セットアップ画面になるので、その状態で外部モニターを使用するという設定にしてください。
  • Windows上から外部モニターのコントロールを行う機種もあります。この場合は、まずWindowsを起動して外部モニターを使用する状態にしてから超漢字を再起動すれば、外部モニターが使えることがあります。
  • 外部モニターが使用できる状態で、キーの組み合わせ(たとえば[Fn]キー+ファンクションキー)で1)内蔵LCDのみ表示、2)外部モニターのみ表示、3)内蔵LCDと外部モニターを同時表示、の3つのモードを切り替る機種があります。1)のモードでは外部モニターに表示しませんので、2)または3)のモードに切り替えてください。
  
Q.355 「画面サイズ/色数」を変更したところ、画面の表示が乱れてしまい、元に戻せなくなってしまいました。
パソコンの電源を入れるか再起動して、BIOSの画面が表示された直後に[F8]キーを押してください。「OS起動メニュー登録」を行っている場合は、OSを選択するメニューで「B-right」を選択した直後に[F8]キーを押してください。パソコンによっては[F8]キーを押すタイミングが短いものもありますので、何度か繰り返し試してください。[F8]キーが正しく認識されると、以下のメニューが表示されます。

      起動選択:[1]または[2]のキーを押してください。
      1. 基本動作
      2. 通常動作
    
「1. 基本動作」は640×480ドット 16色の設定で超漢字を起動します。「2. 通常動作」は「画面サイズ/色数」の設定で起動します。

そこで[1]キーを押して「1. 基本動作」で超漢字を起動したのち、システム環境設定小物で「画面サイズ/色数」の設定を変更してください。設定の変更は、まず640×480ドットから始めて、低い画面サイズから高い画面サイズへ順に試してください。なお設定変更後の再起動で画面表示が乱れた場合は、30秒間キーを押さなければ、変更前の設定に戻ります。またキーを押してしまい画面が乱れた状態になってしまったら、以下の手順で操作することで超漢字を終了できますので、再度基本動作で起動して設定をやり直してください。

  1. [Ctrl]+[E]キーを押します。
  2. [Enter]キーを2回押します。
  
Q.356 ビデオカードにMATROX Millennium シリーズを使っています。超漢字で1280×1024の表示ができていましたが、BIOSをバージョンアップしたところ、800×600ドットまでしか表示できなくなってしまいました。
MATROX Millennium G200, G400については、BIOSをバージョンアップしたり、購入した製品によって800×600ドットまでしか表示できないようです。対処方法としてビデオカードの製造元MATROXのホームページからBIOSをダウンロードして、バージョンダウン/バージョンアップする方法が報告されています。
なおビデオカードのBIOSをバージョンアップする操作は、バージョンアップに失敗すると最悪そのビデオカードが使用できなくなる場合もあります。個人の責任において、十分に注意して実行してください。
  
Q.357 チップセット Intel 845Gシリーズを搭載し、これに内蔵されているグラフィック機能を利用しているパソコンで、高解像度・多色表示ができません。
Intel製チップセット Intel 845G, 845GL, 845GE, 845GV に内蔵されたグラフィックス機能を利用して超漢字4から画面表示を行うと、高解像度・多色表示ができない場合があります。たとえば、表示可能な解像度・色数の組み合わせが1024×768ドット・256色までに制限されます。
対処方法については、「Intel製チップセットにおける画面サイズ/色数の制限について」をご覧ください。
  

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