「超漢字原稿プロセッサ2」は、原稿執筆の用途に特化したソフトウェアです。以下の特長を持っています。
元の原稿のレイアウトを保持したまま文章の修正ができる、修正履歴機能を備えています。
文字を追加すると、あたかも紙の原稿用紙に手を加えているかのように、行間に文字が挿入されます。削除した文字には打ち消し線が引かれます。修正前と修正後の文章の対比が容易になります。
原稿の行間にはメモを貼り込むことができます。文字間だけでなく、文字範囲を指定したメモを付けることもできます。編集者に宛てた編集指示や自分自身へのメモとして活用できます。
行間に仮身を貼り込むことができます。執筆に必要な資料に簡単にアクセスしたり、開いた仮身を使って実身の内容を表示させておくことができます。
行間にルビと圏点を振ることができます。
ルビは本文の2分の1サイズの表示モードと、ルビの内容や範囲を明確に伝えるための表示モードを用意しています。
圏点はゴマ、丸、三角など計8種類の記号を使い分けることができます。
原稿用紙特有の文字組みを実現します。くり返し符号の「くの字点(おおがえし)」は2マスで、句読点に続く括弧などは、合成して1マスに収めて表示・印刷します。欧文文字を回転させ、プロポーショナルでレイアウトすることもできます。
不慮の事故や誤操作による万一の原稿の損失を防ぎます。
停電などのアクシデントで超漢字原稿プロセッサが強制終了してしまった場合には、強制終了直前の内容に復旧します。
保存操作の誤操作により元原稿が書き換えられてしまった場合には、保存操作を取り消し、直前の原稿の内容に戻すことができます。
執筆した原稿の進捗を把握することができます。文章の達成量の表示だけでなく、目標量に対する残量を表示することができます。あらかじめ分量の決まっている原稿を執筆する際に活用できます。
超漢字原稿プロセッサ2で作成した原稿の内容を、プレーンテキスト形式とXML形式のデータとして出力できます。完成した本文のほかに、ルビや圏点、追加・削除した文章やメモの情報をタグをつけて出力することもできます。生成したデータをメールに添付して送信すれば、WindowsやMacintoshを使う編集者への原稿提供もスムーズに行えます。
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