メモを含んだ文字列の削除・移動

範囲付きメモと範囲なしメモでは、メモを含んだ文字列の削除や移動の操作をしたときの編集結果が異なります。

† 以下の例は黒ペンモードでの状態を説明しています。

範囲付きメモを含んだ文字列を削除する

範囲付きメモを含んだ文字列を選択して削除すると、文字列と一緒にメモも消えます。

範囲付きメモを含んだ文字列を削除

範囲付きメモの範囲の一部を削除すると、削除した分だけメモの範囲が縮まります。
"超漢字"という文字列に対して"ゴシック"という修飾のメモを貼り込んである場合、"漢字"が削除されると、"ゴシック"というメモが示す文字は"超"だけになります。

範囲付きメモの範囲の一部を削除

範囲なしメモを含んだ文字列を削除する

範囲なしメモを含んだ文字列を選択して削除すると、文字列だけが削除され、メモは残ったままになります。

範囲なしメモを含んだ文字列を削除

範囲なしメモは、本文の文字列に直接影響しない情報をメモとして貼り込む場合にも利用しますので、本文と一緒に消えてしまわないようになっています。
範囲なしメモだけを削除する場合は、メモをクリックして選択し、[Delete]キーを押して削除します。(メモの挿入)

範囲付きメモを含んだ文字列を移動する

範囲付きメモを含んだ文字列を選択して移動すると、文字列と一緒にメモも移動します。

範囲付きメモを含んだ文字列を移動

範囲付きメモの範囲の一部を移動すると、移動元のメモの範囲は、移動した分だけ縮まります。移動先には、文字列と一緒に範囲付きメモも移動します。

範囲付きメモの範囲の一部を移動

範囲なしメモを含んだ文字列を移動する

範囲なしメモを含む文字列を選択して移動すると、移動元と移動先の両方に同じメモが挿入されます。

範囲なしメモを含んだ文字列を移動

これは、移動操作では、まず移動元が削除されますが、削除されるのは文字列だけで、範囲なしメモは削除されずに残るからです。つまり、文字列だけが移動し、範囲なしメモは移動先に複写される状態になります。

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