1B/V3バージョンアップ版(R3.108)のご案内
(作成:1999年5月25日)
(追加:2000年12月28日)
「1B/V3」シリーズの最新バージョン R3.108 のご案内をさせていただきます。
バージョンアップ版ファイル
補足説明
本バージョンアップ版は、1B/V3 R3.001〜R3.107からR3.108へのバージョンアップを行うためのものです。1B/V1・1B/V2および1B/V3 R3.000からのバージョンアップには使用できませんのでご注意ください。1B/V3 R3.000をお使いの方はあらかじめ1B/V3修正版(R3.001)によりR3.001にバージョンアップを行ってください。
バージョンアップ版はフリーソフト「書庫管理」(けむ氏作)でパック(圧縮)されたかたちで登録されております。従いまして、R3.108へバージョンアップするためには、既に1B/V3 R3.001〜R3.107のいずれかのバージョンが動作可能で「書庫管理」がシステムに登録されていることが条件となります。
1B/V3以外の環境でダウンロードしたファイルは、1B/V3からMS変換を実行して1B/V3の環境にコピーしてください。この時、データ形式は「書庫」を指定してください。
バージョンアップの具体的な方法は、この修正版を書庫管理でアンパック(伸長)
いたしますとご参照いただけます。
R3.108 バージョンアップ内容(一部)
詳細は、バージョンアップ版に添付されている「バージョンアップ説明」文書実身中に記載されております。
R3.108での変更内容
R3.108では西暦2000問題に関連した以下の障害の修正が行われています。
- 電子手帳(R3.108)
- 基本印刷レイアウタ(R3.108)
- ヘッダ/フッタの%Y指定が2000年以降100〜の3桁の数値になる障害を下2桁(2000年では00)となるように修正しました。
- 通信(R3.108)
- 通信記録箱の実身名の?年指定が2000年以降正しく表示されない障害を修正しました。
- ディスク初期化(R3.108)
- 詳細設定の作成日時が2000年以降正しく表示されない障害を修正しました。
R3.107での変更内容
R3.107では以下に示す障害の修正や改善が行われています。
- システム全体(R3.107)
- いままで使用できていたPCカード(HDカード)がR3.106にバージョンアップすると使用できなくなってしまうことがある障害を修正しました。
- システム全体(R3.106)
- ノート型の機種によってはカバーを閉じて画面を消すと、白い部分が黒く表示されることがあります。このような場合はポインタを動かすことによって元の表示に戻るように対応しました。
- 特定のPCカード(HDカード)が認識できないことがある障害を修正しました。
- 機種によってはSCSIボードなどを装着するとPCカードが認識できなくなる障害を修正しました。
- 書き込み禁止の状態に設定したPCカード(HDカード)が正しく動作しない障害を修正しました。
- PCカード(HD及びFlashカード)内の複数の区画を正しくサポートするように改善しました。
- 機種によってはバージョンアップ用フロッピーディスクが作成できない障害を修正しました。
- 機種によってはシステム立ち上げ時にしばらく待たされることがあることを改善しました。
- 「ユーザ環境設定」の「個人」画面で単漢字変換パネルを表示すると表示がおかしくなる障害を修正しました。
- 単漢字変換パネルで操作によっては候補表示がクリアされてしまうことがある障害を修正しました。
- 電子手帳(R3.106)
- 住所録の〒項目を6桁から8桁に拡張しました。
- 2010年までカレンダーを表示できるように改善しました。
- マイクロスクリプト(R2.109)
- スクリプト再読み込みで、メモリが不足することがある障害を修正しました。
- TEXT文、LOG文、%s変換で、最大1024文字まで使用できるように改善しました。
- SETSEG文、COPYSEG文で、テキストセグメントを設定した後に図形セグメントを設定すると動作しない障害を修正しました。
- FREAD文でリンクレコードの読み込みが正しく行われないことがある障害を修正しました。
- RSCNTL文で制御番号式=11〜19のとき、ブレーク信号を100〜900ミリ秒送出する機能を追加しました。
R3.104での変更内容
R3.104では以下に示す障害の修正や改善が行われています。
- システム全体(R3.104)
- 機種によってはハードディスクが正しく認識できないことがある障害を修正しました。
- 機種によっては特定のPCカードが認識できないことがある障害を改善しました。
- ハードディスク登録(R3.102)
- 機種によってはハードディスクが正しく認識できないことがある障害を修正しました。
R3.101での変更内容
R3.101では以下に示す障害の修正や改善が行われています。
- システム全体(R3.101)
- システム環境設定(R3.003)
- [バージョン]画面において、取扱説明書を含むアプリケーションのドラッグによる登録がエラーとなることがある障害を修正しました。
- マイクロスクリプト(R2.108)
- 525番目のセグメントが登録されずに未定義エラーとなる障害を修正しました。
- TiPOで作成した、透明部分のあるピクセルマップセグメントを含むスクリプトを起動すると、プロセッサ例外が発生する障害を修正しました。
R3.100での変更内容
R3.100では以下に示す障害の修正や改善が行われています。
- システム全体(R3.100)
- 機種によってはHDを認識しないことがある障害を修正しました。
- カードバス対応のPCカードコントローラを使用している機種ではPCカードが正しく動作しないことがある障害を修正しました。
- PCカード用割り込みに IRQ9 を指定すると正しく動作しない障害を修正しました。
- システム環境設定(R3.002)
- [機器]画面のPCカード[詳細]の画面において
- PCカードコントローラのアドレスとして[400]以下のアドレスを設定できるようにしました。
- ATAカード用アドレスの初期値を[170]、[180]から[180]、[190]に変更しました。
- マイクロスクリプト(R2.107)
- 全面的に機能を大幅に強化しました。
- 機能の詳細は[小物:取扱説明書]の「マイクロスクリプト」の項目を参照してください。
従来のマイクロスクリプト(R1.007)で動作しているスクリプトは基本的にそのまま動作しますが、スクリプトの内容によっては細部の動作に違いが発生する可能性がありますのでご注意ください。
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