第12回 超漢字からWindowsのファイルをアクセスできます

超漢字Vでは、ホストOSであるWindowsのファイルを参照するため、「共有フォルダ参照」の機能が追加されました。本機能は、Windowsのファイル共有機能で共有設定したフォルダの内容を超漢字Vから閲覧し、その中のファイルと双方向の転送を行うものです。全般的な機能や使い方は従来の超漢字のファイル変換と似ていますが、ファイル名や更新日時、ファイルサイズによるソート機能など、使いやすさを向上した機能強化が行われています。

また、共有フォルダ参照では、アーカイブ形式の入出力機能を実現しました。たとえば、FAT形式でフォーマットされたUSBメモリが共有フォルダとなるように設定しておけば、共有フォルダ参照のアーカイブ機能により、超漢字内の複数の仮身や実身を含むファイル(すなわち実身/仮身ネットワーク)を、ワンタッチで丸ごとUSBメモリにコピーすることができ、実身/仮身ネットワークの別マシンへの転送も簡単です。

従来の超漢字において、超漢字内の実身/仮身ネットワークをWindows用のUSBメモリに格納しようとすると、ファイル変換でUSBメモリへの転送を行う前に、いったん書庫管理やバックアップ小物を動かして、実身仮身ネットワークを1つのファイルにまとめておく必要がありました。超漢字Vの共有フォルダ参照を使えば、こういった繁雑な操作は不要になります。

Windowsのファイルを超漢字から参照

図1 Windowsのファイルを超漢字から参照

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