皆さんは、超漢字で作成したデータを、どのように整理していますか?
すでに超漢字の最大の特長である実身/仮身システムを使いこなし、どんなデータも効率的に分類できている、という方もいるかもしれません。
いっぽう、まだ超漢字を使い始めたばかりの方や、「実身/仮身」といっても使い方がよく分からない、という方もいるでしょう。
そこで今回は、キャビネット(仮身一覧)を使って、データを整理する方法を具体的な例とともに紹介します!
キャビネットは、仮身のみを取り扱うことができるアプリケーションです。キャビネットは、Windowsのフォルダのように利用でき、仮身を整理して格納するための機能を揃えています。キャビネットは、原紙箱から取り出して使います。
図2は整理前のキャビネットの例です。
仮身はいくつでもどこにでも作れるので、皆さんのキャビネットの中も、自由に仮身を置いているうちにこのような状態になってしまうのではないでしょうか。
原紙箱から原稿用紙をドラッグしてきたり、必要な仮身をほかのウィンドウからコピー(仮身複写)してきた場合、そのままでは仮身の位置や長さが揃わず、あまり美しくありません。仮身が少ないうちはよいのですが、仮身が増えてくると何がどこにあるのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
ふだんから仮身を整頓しておけば、キャビネットを有効に利用でき、作業の効率も上がります。
今回は、仮身の配置を整頓する機能を使って、関連性のある仮身同士を近くの場所にまとめてきれいに並べ直す操作を紹介します。
配置を揃えたい仮身を選び、[編集]メニューの[整頓]を選びます。
整頓パネル(図3)が現れるので、仮身の配置方法を指定します。
図4は、図2の仮身の配置を少し変えて整頓しただけですが、何がどこにあるのか一目瞭然になりました。
これで、仮身整理の第一段階は終了です。
このコンテンツは、「TRONWARE Vol.73」の掲載記事「BTRONを使いこなせ!」をもとに「超漢字V」に合わせて“はるこ先生”が加筆修正したものです。
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