Lesson6 Step3 オリジナルの原紙箱を作ろう

はるこ先生

これまでに作成した文書のひな型を登録して、あなただけの原紙箱を作成してみましょう。

オリジナルの原紙箱の作成

まず、新しい原紙箱を作成します。
初期ウィンドウの原紙箱をダブルクリックして開き、「原紙箱」の原紙を初期ウィンドウにドラッグします。
ここでは、実身名を「私の原紙箱」としています。

新しい原紙箱を作成

図8 新しい原紙箱を作成

「私の原紙箱」をダブルクリックして開き、[表示]メニューの[ユーザ原紙のみ]を選び、システム原紙を非表示にします。
続いて、作成したひな型を「私の原紙箱」にドラッグすると、ユーザ原紙として登録されます。

「縦書き原稿用紙」を「私の原紙箱」に登録

図9 「縦書き原稿用紙」を「私の原紙箱」に登録

実身/仮身システムを活用したひな型も、ユーザ原紙として登録することができます。
たとえば、Lesson4で作成した「宝くじ当せん表」のように、表計算のセルの中にブラウザのブックマークが貼り込まれているものや、キャビネットのウィンドウにトンパ文字の画像を開いた仮身を背景として設定したものも、ユーザ原紙として利用できます。

※「宝くじ当せん表」は、購入した宝くじの結果(金額や購入場所など)を削除した状態のひな型を登録します。

これまでに作成したデータを登録

図10 これまでに作成したデータを登録

キャビネットを仮身の色や背景色を変更して複数登録しておけば、用途や重要度別に使い分けることができます。
また、メール用紙のひな型を集めた原紙箱を作成しておき、新規メールを作成する際に原紙箱から「送信待ち」の画面にドラッグする、といった使い方もできます。

キャビネットを用途や重要度別に作成して登録

図11 キャビネットを用途や重要度別に作成して登録

メール用紙のひな型を登録

図12 メール用紙のひな型を登録

「私の原紙箱」によく利用するユーザ原紙を登録できたら、初期ウィンドウの原紙箱や「原紙集め」に登録しておきましょう。これで、あなただけの原紙箱の仮身を好きな場所に貼り込んで利用できるようになります。

私の原紙箱」を初期ウィンドウの原紙箱に登録

図13 「私の原紙箱」を初期ウィンドウの原紙箱に登録

超漢字サンプル集の「アプリケーションお役立ち集」には、さまざまな種類の原紙を収録しています。
また、「フリーソフト/フリーデータ集」には、超漢字ユーザの方々が作成したテンプレートやアプリケーションがたくさん収録されています。気に入ったフリーソフトやフリーデータがあれば、原紙箱に登録して活用してください。

まとめ

皆さんの原紙箱は、どのように変わりましたか?

これまでの超漢字の活用例からまとめて原紙を作成しても良いですし、超漢字を使いながら徐々に必要な原紙を追加していっても良いでしょう。
ユーザ原紙を使いこなして、文書作成の効率化に役立ててみてください。

おわりに

超漢字の魅力は、基本的な操作だけでオリジナルの環境を構築できることです。
超漢字は、革の鞄や万年筆のように、使えば使うほど手になじんでくることでしょう。今回のシリーズをきっかけに、超漢字を使う楽しさを知っていただければ幸いです。

このコンテンツは、「TRONWARE Vol.72」の掲載記事「BTRONを使いこなせ!」をもとに「超漢字V」に合わせて“はるこ先生”が加筆修正したものです。

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