Q.1351 | 使用中のパソコンから外付けモデムを使っての通信ができません。CONNECTの画面表示があったあと、数分で回線が切断されます。 |
Q.1352 | ターミナルアダプタをシリアルポートにつないで通信しています。この状態で、「通信環境設定」のコマンドを実行すると、"ATM1 ERROR" と表示されてしまいます。 |
Q.1353 | 基本通信を実行して電話をかけると、接続した時のメッセージがCONNECT 2400となる時と、CONNECT 2400/RELとなる時がありますが、違いは何ですか。 |
Q.1354 | 内線電話に接続してモデムを使うと、NO DIALTONE と表示され、電話をかけることができません。 |
Q.1355 | 基本通信を起動したら、回線に接続していないはずなのに「接続中」となっていて、電話をかけられません。また、[電話をかける]を実行すると、5行目でエラーになります。 |
Q.1356 | NTTの電話番号検索サービス「ANGEL LINE」にアクセスしてみましたが、文字が化けてアクセスできません。 |
Q.1357 | 受信中の文字が化けてしまうことがあります。なぜでしょうか? |
Q.1358 | 2台のパソコンをケーブルで接続して、基本通信でデータを転送するにはどうすればよいのでしょうか? |
Q.1359 | TAD通信機能を使って、超漢字が動作中の2台のパソコン間でデータの送受信を試みましたがうまくいきません。 |
Q.1360 | 超漢字を登録したパソコンと他OSの入ったパソコンやワープロ専用機との間でデータの送受信をする場合の設定方法を教えてください。 |
Q.1361 | テキストファイルをダウンロードする方法を教えてください。 |
Q.1362 | 通信画面の文字表示サイズを小さくする方法はありますか? |
Q.1363 | パソコン通信サービスでテキストを送信する際の注意はありますか? |
Q.1364 | 基本通信で、「~」(半角のオーバーライン)を送信したのですが、受信したら半角の「〜」になっていました。なぜでしょうか。 |
Q.1365 | 基本通信では、ブレーク信号はどれくらいの時間送出されているのでしょうか? |
Q.1366 | DOS/Windowsの通信ソフトでダウンロードした超漢字用のデータやソフトを、超漢字に持ってきて利用する方法を教えてください。 |
Q.1367 | パソコン通信サービスからダウンロードしたTAD画像データを表示する方法を教えてください。 |
Q.1368 | DOS/Windowsの通信ソフトを使ってTAD通信用の会議室のログを取りました。この内容を見るにはどうすればよいでしょうか。 |
Q.1369 | 通信記録が保存されないのですが。 |
Q.1370 | パソコン通信サービスでテキストデータを正しくダウンロード及びアップロードする方法を教えてください。 |
Q.1371 | 基本通信で、仮身を含む実身が転送できないのはなぜですか。 |
Q.1372 | 通信スクリプトの searchコマンドに、パラメータで数値として0を指定すると、最後にputコマンドを実行した時点が検索の開始となります。ところで、0以外を指定すれば、文字を検索する範囲を文字数で指定することができますが、この場合に最後にputコマンドを実行した位置は影響するのでしょうか? |
Q.1373 | 通信スクリプトで使用できるコマンド文法の中に、文字列定数として、「\x→x(xはn、r、b、t以外の英字)」「\NNN 8進数 NNNは001〜377,777(777はブレーク信号を表す)」が使えることになっていますが、これはどのようなときに使うのでしょうか。 |
Q.1374 | 基本通信のコマンドの選定はどのような基準で行ったのですか。この仕様では、受信した文字列の内容によってふるまいを変化させる処理は書けません。 |
Q.1351 | 使用中のパソコンから外付けモデムを使っての通信ができません。CONNECTの画面表示があったあと、数分で回線が切断されます。 |
これだけでは特定できませんが、以下の原因が推測されます。 まず、回線の状態が悪いのが原因かもしれません。とりあえず、他のアクセスポイントへ接続した場合の状況をご確認ください。 また、以下の手順を行って、状況に変化が見られるかどうかご確認ください。
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Q.1352 | ターミナルアダプタをシリアルポートにつないで通信しています。この状態で、「通信環境設定」のコマンドを実行すると、"ATM1 ERROR" と表示されてしまいます。 |
通信ウィンドウで[環境設定]メニューの[電話番号設定]を選び、現れたパネルにある項目[スピーカー]を ON/OFF のいずれも設定していない状態に変更してください。ONマークがついている方をクリックすれば設定できます。 | |
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Q.1353 | 基本通信を実行して電話をかけると、接続した時のメッセージがCONNECT 2400となる時と、CONNECT 2400/RELとなる時がありますが、違いは何ですか。 |
ほとんどのモデムは、回線ノイズなどの原因によるデータ化けを訂正する機能を持っており、この機能を「MNP機能」と呼んでいます。相手モデムもMNP機能を持っている場合、回線による文字化けは自動的に修復されますので、見かけ上エラーのない回線を利用することができます。 MNPの通信モードは以下の4通りから選択できます。
通信記録用紙を取り出してそのまま基本通信を実行した場合には、モデムは自動MNPモードにセットされます。従って、MNP対応のアクセスポイントに電話をかけるとMNP機能を使って接続し、MNP非対応のアクセスポイントに電話をかけるとMNP機能を使わずに接続します。 ただし、回線の状況や、相手のモデムとの相性によっては、相手モデムの判別に失敗することがあります。この場合にはMNPで接続できる相手に接続するつもりであっても、ノーマルモードで接続してしまい、RELという表示がありません。 超漢字の基本通信では[電話番号設定]メニューの[モデム設定]の欄に「AT\N2」と書いておけば、モデムを「MNPモード」に設定することができますので、必ずMNP機能を使って接続するようになります。 ただし、この場合は、相手がMNPモデムでない場合には、回線を接続しませんので、MNP非対応のアクセスポイントに電話をかけるとつながりません。 | |
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Q.1354 | 内線電話に接続してモデムを使うと、NO DIALTONE と表示され、電話をかけることができません。 |
基本通信から電話をかける場合、起動時の設定ではダイヤルトーンを検出するモードになっていますが、内線電話の種類によっては、受話器を上げた直後の状態でダイヤルトーンが発生しないため、電話をかけることができない場合があります。 この場合は、通信ウィンドウで[環境設定]メニューの[電話番号設定]を選び、現れたパネルで項目[モデム設定]の欄に "ATX3" というコマンドを入力して設定してください。ただし内線電話の仕様によっては、接続できない場合もあります。この場合は直接外線につながっている回線に接続してください。また内線電話がPBXのものについては内線電話が故障する原因となる場合がありますのでモデムは使用しないでください。 表示されるメッセージの意味や、モデムを操作するコマンドについては、モデムの取扱説明書をご覧ください。 | |
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Q.1355 | 基本通信を起動したら、回線に接続していないはずなのに「接続中」となっていて、電話をかけられません。また、[電話をかける]を実行すると、5行目でエラーになります。 |
モデムの設定をご確認ください。 電話が接続されているかどうかは、キャリアという信号を見て判断しています。モデムの設定によっては、この信号が、電話中であるかどうかにかかわらず、常にONになっていることがあります。この状態になっていると、実際は電話をかけていないのに、接続中と判断してしまい、電話をかけるメニューが実行できません。 したがって、モデムの設定を電話中にだけキャリア信号がONになるよう変更してください。このためのコマンドは、モデムの取扱説明書を参照してください。たとえば "AT&C1" といったコマンドになります。 また、ブレーク信号を送信すると正常な状態に戻ることがあります。[通信制御]メニューの[ブレーク送信]を選んでください。 | |
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Q.1356 | NTTの電話番号検索サービス「ANGEL LINE」にアクセスしてみましたが、文字が化けてアクセスできません。 |
超漢字の基本通信はシフトJIS、EUC、TRONの3種類の文字コードに対応しています。 「ANGEL LINE」はJISコードでアクセスする仕様になっています。超漢字ではJISコードを扱うことができないため、「ANGEL LINE」にはアクセスできません。 | |
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Q.1357 | 受信中の文字が化けてしまうことがあります。なぜでしょうか? |
以下のような原因が考えられます。
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Q.1358 | 2台のパソコンをケーブルで接続して、基本通信でデータを転送するにはどうすればよいのでしょうか? |
ご利用のパソコンのシリアル(RS-232C)端子にあったシリアルケーブル(たとえば9ピン-9ピン)を用意してください。これは、リバース、またはクロスと呼ばれているものを使います。それぞれのパソコン上で基本通信を起動して、通信環境設定を次のようにセットします。
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Q.1359 | TAD通信機能を使って、超漢字が動作中の2台のパソコン間でデータの送受信を試みましたがうまくいきません。 |
シリアルポート経由で2台のパソコンを接続して、実身の転送を行なったところ、送信を始めたところで止まってしまったのではないでしょうか。 原因として考えられるのは、改行コードが一致していないか、あるいは「行末受信待ち」を[行なう]に設定している場合です。「行末受信待ち」の機能は、パソコン通信で文書を送信する時に、一気に送信すると相手が受取り切れないことがあるため、一行送るごとにそれが画面に表示されるのを待ってから、次の行を送るというものです。 パソコンを2台つなげてデータを転送する場合、受取側のパソコンはデータを受け取れたかどうかを相手のパソコンに送らないので、送り側のパソコンが待ち状態に入ったまま次の行を送ることができなくなります。 [環境設定]メニューの[文字環境設定]を選び、現れたパネルで両方のパソコンの改行コードを同じにします。さらに、「行末受信待ち」を[行なわない]に指定すれば、うまくいくと思います。もちろん、通信速度は一致させておく必要があります。 また、接続するケーブルはクロス(リバース)のタイプのものを使う必要があります。 | |
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Q.1360 | 超漢字を登録したパソコンと他OSの入ったパソコンやワープロ専用機との間でデータの送受信をする場合の設定方法を教えてください。 |
RS-232Cクロスケーブルを用いてパソコンどうしを接続して送信する場合には、それぞれの機種の送信行末コードと受信行末コードが一致している必要があります。 たとえば、超漢字の入ったパソコンとワープロ専用機とのデータ送受信の場合、双方の設定を「送信=CR」「受信=CR+LF」としますと、ワープロ専用機は1行ごとに行末コードとしてCRを受信しますが、超漢字は CR+LF がくるまで1行が終わったと見なしませんから、結局LFがいつまで待ってもこないため、全体が1行のデータになってしまいます。 そこで超漢字側を「受信=CR」と設定することにより、ワープロ専用機がCRを送った時点で超漢字が1行が終わったと解釈するようになります。この状態では超漢字からワープロ専用機にデータを送ると、先ほどとは逆の状況になりますから、いずれも改行コードを CR だけにするような設定にすれば間違いがないはずです。 | |
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Q.1361 | テキストファイルをダウンロードする方法を教えてください。 |
テキストファイルをダウンロードする場合は、データ受信パネルで項目[データ形式]を「テキスト」に、[実身タイプ]は「文書」に指定してください。 「テキスト」を指定した場合、文字環境設定に従って、受け取った文字コードや行末の変換を行ないます。実際には、シフトJISコードをTRONコードに変換して、超漢字に取込みます。「バイナリ」を指定した場合は、文字変換を行なわず、そのまま超漢字に格納するため、文字の種類がTRONコードでない場合には、内容を見ようとしたときに不正なデータとして扱われる場合があります。 | |
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Q.1362 | 通信画面の文字表示サイズを小さくする方法はありますか? |
通信スクリプトのsend文やキーボードから、「`cBq$s”j@rT」という文字列を送信すると、文字サイズが標準の半分になります。これはTAD通信機能用のテキスト化したTADを直接送ることになり、ローカルバックによって画面上の文字サイズを半分にするテクニックです。 | |
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Q.1363 | パソコン通信サービスでテキストを送信する際の注意はありますか? |
パソコン通信サービスによっては、1行の長さがちょうど漢字40文字に相当するような場合には、改行コードを削除する仕様になっています。そのため、改行しているはずのところが改行されずに送信されることがあります。対策として、1行の長さが漢字40文字にならないように調整してから送信してください。 | |
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Q.1364 | 基本通信で、「~」(半角のオーバーライン)を送信したのですが、受信したら半角の「〜」になっていました。なぜでしょうか。 |
JISの1バイト文字には、半角のオーバーラインが定義されています。文字コードは16進で7Eに相当します。 ところが、超漢字の内部では、文字は全て2バイト文字によって表現されています。超漢字ではこの文字を受信すると、「〜」という文字に半角の付せんを付けた状態に変換しているため、このような状況になります。 | |
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Q.1365 | 基本通信では、ブレーク信号はどれくらいの時間送出されているのでしょうか? |
[通信制御]メニューの[ブレーク送信]を選ぶと、シリアル回線にBREAK信号を100msec送出する仕様になっています。通信コマンドを使って put "\777" を実行した場合も、長さは100msecで固定です。 なお、BREAK信号の送出時間を変更することはできません。 | |
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Q.1366 | DOS/Windowsの通信ソフトでダウンロードした超漢字用のデータやソフトを、超漢字に持ってきて利用する方法を教えてください。 |
バイナリ形式を指定してダウンロードすれば、ファイル変換小物を使って、DOS/Windows上のファイルを超漢字に持ってくることができます。 また、書庫管理を使って圧縮した形式の場合には、ファイル変換の際に、変換方法として[書庫]を指定してください。 | |
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Q.1367 | パソコン通信サービスからダウンロードしたTAD画像データを表示する方法を教えてください。 |
ダウンロードしたデータに基本図形編集の実行機能付せんをつけてウィンドウに開いてください。このとき「不正なデータがあったので読みとばしました」というメッセージが出る場合がありますが問題ありません。 | |
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Q.1368 | DOS/Windowsの通信ソフトを使ってTAD通信用の会議室のログを取りました。この内容を見るにはどうすればよいでしょうか。 |
基本通信のTAD通信機能を使って、修飾文字や絵を会議室に直接書いたり、読んだりすることができます。DOS/Windowsの通信ソフトは、そのままではTAD通信用の会議室の内容は意味不明のテキスト文字列となり、絵の状態として見ることができません。 このデータを見る方法は2つあります。 まず、2台のパソコンがある場合は、シリアル(RS-232C)のクロスケーブルを使って接続し、一方のパソコンからDOS/Windowsの基本通信を使ってこのデータを送信し、もう一方パソコンでは超漢字の基本通信を使い、データを受信しながらTAD変換します。 また、超漢字上からデータを送信する方法もあります。あらかじめ、ファイル変換を使って超漢字側にTAD通信用の会議室のログを持ってきます。通信環境設定パネルでは、[ローカルエコーバック]は「あり」に設定します。文字環境設定パネルでは、TADテキスト受信変換は「行う」に、送信行末と受信行末は一致するように設定します。テキストの無手順送信では、受信行末待ちは「行わない」にします。 これらの準備ができたら、超漢字上に持ってきたTAD通信のログを送信します。通信ウィンドウには、TADテキストが変換された状態になって表示されます。 パソコンが1台しかない場合には、超漢字からデータを送信する方法が利用できます。ただし、シリアルポートに何にも接続していない状態では、基本通信は「送信不可」となり、データの送信ができない場合があります。これは通信機能がシリアルポートの信号をチェックして、ケーブルがつながっていない時には送信しないようになっているためです。シリアルポートが2つある場合には、2つのポートをクロスケーブルで接続して、通信ウィンドウを別々に2つ起動してそれぞれ別のポートに割り当てるという方法があります。 | |
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Q.1369 | 通信記録が保存されないのですが。 |
通信ウィンドウで、[保存]メニューの[通信記録保存]がチェックされているか確認してください。 | |
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Q.1370 | パソコン通信サービスでテキストデータを正しくダウンロード及びアップロードする方法を教えてください。 |
ダウンロードしたデータによっては、あるべき改段落記号が欠落して1行のデータになっている場合があります。対策として、同じデータを、パソコン通信サービスにおける「表示」のコマンド等を使って画面に出し、これを保存すれば問題ありません。
テキストデータをアップロードする場合には、基本的にはパソコン通信サービスで指定されている改行コードでアップロードする必要があります。 しかし、通信環境の違いにより、これが守られていないデータが登録されていることもあります。 この場合は、ダウンロード時に超漢字の[環境設定]の[文字環境設定]にて、受信行末をパソコン通信サービスで指定されている改行コード以外(例:「CR」)に設定してからダウンロードしてください。 パソコン通信サービスで用意されている「表示」コマンドを使った場合には、パソコン通信サービスのホストマシンが改行コードを処理して送信しますので、このような問題は発生しません。 | |
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Q.1371 | 基本通信で、仮身を含む実身が転送できないのはなぜですか。 |
処理が非常に複雑になるため、仮身を含む実身の転送はできません。 | |
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Q.1372 | 通信スクリプトの searchコマンドに、パラメータで数値として0を指定すると、最後にputコマンドを実行した時点が検索の開始となります。ところで、0以外を指定すれば、文字を検索する範囲を文字数で指定することができますが、この場合に最後にputコマンドを実行した位置は影響するのでしょうか? |
通信スクリプトの search文の構文は次の通りです。 構文:search [式],[文字数式] これは受信したデータのうち、最後から[文字数式]の値の文字数以内に、[式]の値の文字列が存在するかどうかを調べる機能です。この[文字数式]に0以外の値を設定すると、putコマンドの実行した位置とは無関係に、指定した文字数までさかのぼって検索します。putコマンドの実行は影響しません。 | |
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Q.1373 | 通信スクリプトで使用できるコマンド文法の中に、文字列定数として、「\x→x(xはn、r、b、t以外の英字)」「\NNN 8進数 NNNは001〜377,777(777はブレーク信号を表す)」が使えることになっていますが、これはどのようなときに使うのでしょうか。 |
ASCIIコードを直接指定して送信するのに使用します。たとえば、^D(コントロールD)を送信する場合は\004とします。 なお、基本通信を使用中にキーボードから^Dを送信するには、[SHIFT]+[CTRL]+[D]キーを入力します。 | |
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Q.1374 | 基本通信のコマンドの選定はどのような基準で行ったのですか。この仕様では、受信した文字列の内容によってふるまいを変化させる処理は書けません。 |
基本通信のコマンドは、基本的な機能のみを実現するものとして選定しています。 | |
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