超漢字上のデータをHTMLに変換するときのルールを変更することで、ブラウザ側での表示方法を変更できます。ここでは、基本的な項目について説明します。詳しくは変換設定の詳細をご覧ください。
超漢字ウェブコンバータを起動した状態で、「変換設定」-「タグ」の見出しや「変換設定」-「仮身」の見出しを選ぶと、変換設定の画面が表示されます。以下の説明に従って変更したあとで、[終了]メニューを選び、更新を確認するパネルで[更新]をクリックすると、変更が反映されます。
超漢字文書内の半角空白・全角空白・タブをどのようにHTMLへ出力するかを設定します。
HTMLの性質の1つに、タブや半角空白がいくつ続いても1つしか表示されないというものがありますが、 にするとスペース文字を出力することができます。
† スペース文字が具体的にどの程度の幅で出力されるかは、フォント設定やブラウザによって異なります。
超漢字文書内の改段落や改行をどのようにHTMLへ変換するかを設定します。
<BR>はHTMLにおける改行で、<P>はHTMLにおける改段落です。表示上は、<BR>は文字位置が直下の行の左端に移りますが、<P>は空行が入るのが一般的です。
超漢字では細かな文字サイズを指定できますが、HTMLでは7段階の文字サイズ(<FONT>タグのsize属性)しか指定できません。そこで、HTMLで指定できる-2~+4までの7段階の文字サイズを、超漢字のどの文字サイズに対応させるかを指定します。
たとえば「+3」を「29」から「19」に変更すると、今まで19ポイント(2倍)の文字が「+2」で出力されていたのが、「+3」で出力されるようになり、ブラウザ内では、より大きい文字サイズで表示されるようになります。
文章中での仮身の表示方法を指定します。「実身名」の場合、実身名の文字がリンク(<A>タグ)に変換されます。「仮身画像」の場合、短冊の形をした仮身の画像がリンクとして表示されます(開いた仮身の場合、開いた仮身の内容も画像になります)。
図形中での仮身の表示の方法を指定します。「実身名」の場合、仮身の大きさの長方形の中に、実身名の文字が表示されます。「仮身画像」の場合、短冊の形をした仮身の画像がリンクとして表示されます。どちらの場合も、HTML規格に従ったイメージマップ情報が付くので、仮身の部分をクリックすることで、その実身内容へジャンプすることができます。
イメージマップをサポートしていないブラウザなどのために、図形表示の下に、全実身をリンクとして、まとめて一覧形式で表示する機能です。
256色を選択すると、画像の容量が少なくなりネットワークの負荷を減らすことができます。写真のように微妙な色を表現したい場合には、1670万色を選択します。
指定したピクトグラムを持つ実身は、ブラウザからその実身内容全体をダウンロードできます。
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