印刷の考え方

基本文章編集、基本図形編集などのアプリケーションで作成した文書を印刷します。

■レイアウト用紙と印刷用紙

文書を印刷するときには、“レイアウト用紙”と“印刷用紙”の2つの用紙のことを考える必要があります。

1)レイアウト用紙

基本文章編集や基本図形編集などのアプリケーションは、“レイアウト用紙”の中に文章や図形を配置しながら、文書を作成します。

†レイアウト用紙は、レイアウト用紙設定のパネルで設定します。

2)印刷用紙

“レイアウト用紙”の内容は1枚の“印刷用紙”に収まるように、拡大・縮小されて印刷されます。

†印刷用紙は、印刷詳細設定のパネルで設定します。

印刷用紙の大きさは、何も設定しなければレイアウト用紙の大きさと同じになります。つまり、拡大・縮小は行われません。

レイアウト用紙より印刷用紙の方が大きければ拡大して印刷されます。逆に、レイアウト用紙より印刷用紙の方が小さければ縮小して印刷されます。この機能を使えば、元の文書を一切変更せずに、印刷する用紙の大きさを自由に変更して印刷できます。

†コピー機(複写機)を使ったコピー作業でいえば、“レイアウト用紙”は元になる原稿、印刷用紙はコピー用紙に相当します。

印刷用紙への印刷

∇基本図形編集でのレイアウト用紙

基本図形編集では、複数のレイアウト用紙を並べて、広い範囲にわたって図形を作成することができます。この文書を印刷するときには、左から右、上から下の順にレイアウト用紙の内容が印刷されます。

基本図形編集でのレイアウト用紙

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