超漢字V:「マカフィー・トータルプロテクション 2009」の設定

2009年6月3日(水)

共有フォルダ参照を利用するための設定

標準の設定のままでは利用できません。設定が必要です。

Windows接続のプリンタを利用するための設定

標準の設定のままで利用できます。設定の必要はありません。

「マカフィー・パーソナルファイアウォール」からのメッセージへの対応

「VMware Player」や「超漢字Vサービス」のインストール時や「超漢字V」の最初の起動時に、以下のようなメッセージが現れた場合、いずれの場合も「アクセスを許可」となっていることを確認して、[OK] をクリックします。この操作により超漢字Vの各機能や、Windows 接続のプリンタへの印刷が利用できるようになります。

VMware Player の通信に対して許可を選ぶ

VMware NAT Serviceの通信に対して許可を選ぶ

Chokanji V Serviceの通信に対して許可を選ぶ

共有フォルダ参照を利用可能にする設定方法

共有フォルダ参照を利用できるようにするため、以下の手順で「信用IP」を設定します。

  1. 事前に、「VMnet8 の IP アドレスの取得(Windows XP)」、または「VMnet8 の IP アドレスの取得(Windows Vista)」をご覧になり、VMnet8 の IP アドレスをメモしておきます。
  2. タスクバーの右側にある「マカフィー」のアイコンをダブルクリックするか、右クリックして [SecurityCenter を開く] をクリックします。

    「マカフィー」のアイコンを右クリックし、[SecurityCenter を開く] をクリック

  3. 「SecurityCenter」の画面が現れます。上から2番目の「インターネットとネットワーク」をクリックすると、右側に 「設定」 ボタンが現れますのでクリックします。

    「インターネットとネットワーク」をクリックし、右側の [設定] をクリック

  4. 「インターネットとネットワークの設定」の画面が現れます。[ファイアウォールによる保護は有効です] の欄を探し、その中に表示される [詳細設定...] をクリックします。

    [ファイアウォールによる保護が有効です] の [詳細設定...] をクリック

  5. 「ファイアウォール」の画面が現れます。左側の「ネットワーク」をクリックし、画面下の [追加] をクリックします。

    「ネットワーク」をクリックし、 [追加] をクリック

  6. 「ルールを追加」の画面が現れます。まず[範囲] にチェックを付けます。続いて、ステップ1で調べた VMnet8 の IP アドレスを元に、以下のように、「開始IPアドレス」と「終了IPアドレス」を入力します。
    開始アドレス
    VMnet8 の IP アドレスの最後の値を 0 にしたもの。
    終了アドレス
    VMnet8 の IP アドレスの最後の値を 255 にしたもの。
    以下の画面例では、 VMnet8 の IP アドレスが「192.168.109.1」なので、開始アドレスに「192.168.109.0」、終了アドレスに「192.168.109.255」を入力しています。
    タイプが「信頼済み」となっていることを確認し、説明には「VMnet8を追加」などの文字を入力してから、[OK] をクリックします。

    開始IPアドレス、終了IPアドレスを入力

  7. ルールが1件追加されていることを確認します。このルールの追加で、超漢字Vの共有フォルダ参照を利用することができるようになります。
    ただし以下の画面例では、「192.168.1.0 から 192.168.1.255 へ」が自動で追加されており、このままではネットワークの他のPCからも共有フォルダが見えてしまいますので、超漢字Vからのみに制限したい場合は、既存のルールを変更する必要があります。
    変更するには、自動で追加されたルールがグレーに反転していることを確認し、画面下の [編集] をクリックします。

    ルールの追加の確認、必要なら他のルールを編集する

  8. 「ルールを編集」の画面が表示されます。タイプを「信頼済み」から「標準」に変更し、[OK] をクリックします。

    「標準」に変更し、[OK] をクリック

  9. 「ネットワーク」の画面に戻りますので、編集したルールのタイプが「標準」に変わっていることを確認します。

    タイプが「標準」に変更されていることを確認する

  10. 左側の「プログラム許可機能」をクリックします。

    「プログラム許可機能」をクリック

  11. 右側の「プログラム許可機能」欄から、以下のプログラム名の欄を選択します。

    • プログラム名:VMware NAT Service
    • ファイル名:vmnat.exe
    • 許可:送信アクセスのみ

    「プログラム許可機能」からVMware NAT Serviceをクリック

  12. 対応欄の[アクセスを許可]をクリックします。

    [アクセスを許可]をクリック

  13. 「プログラム許可機能」欄の「プログラム名:VMware NAT Service」の「許可」欄が「すべてのアクセス」に変更されます。

    「すべてのアクセス」に変更

  14. 左側の「システムサービス」をクリックします。

    「システムサービス」をクリック

  15. 右側の「システムサービス」の「Microsoftディレクトリサーバ(MSFTDS)ポート 445」の左側のチェックボックスをクリックし、チェックを入れます。

    「Microsoftディレクトリサーバ(MSFTDS)ポート 445」のチェックボックスをクリック

  16. [適用]をクリックします。

    [適用]をクリック

  17. [OK]をクリックします。

    [OK]をクリック

  18. 「SecurityCenter」の画面に戻りますので、右上の「×」をクリックして「SecurityCenter」を終了します。

ご注意

本文書は、「マカフィー・トータルプロテクション 2009」を、同ソフトが内蔵する独自のファイアウォール機能を使う設定で利用している場合を前提としています。

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