図形描画セグメントは、 図形を表現するために図形データ中に埋め込まれるセグメントである。 標準図形描画セグメントとして、以下のものが定義されている。
図形描画セグメント | セグメントID | |
---|---|---|
図形要素セグメント | TS_FPRIM | (0xB0) |
データ定義セグメント | TS_FDEF | (0xB1) |
グループ定義セグメント | TS_FGRP | (0xB2) |
マクロ定義/参照セグメント | TS_FMAC | (0xB3) |
図形修飾セグメント | TS_FATTR | (0xB4) |
図形ページ割付け指定付箋 | TS_FPAGE | (0xB5) |
(予約) | ------ | (0xB6〜0xBD) |
図形メモ指定付箋 | TS_FMEMO | (0xBE) |
図形アプリケーション指定付箋 | TS_FAPPL | (0xBF) |
図形描画セグメントは以下に示す構造を持ち、 サブIDにより詳細な内容が規定される。 なお、 サブID は、0〜127の範囲の値をTAD標準として使用し、 128〜255は未定義(アプリケーション依存)とする。 アプリケーション依存の図形描画セグメントには、 アプリケーションIDが含まれていないため、 異なるアプリケーション間での互換性は保証されない。
図形描画セグメントも文章付箋セグメントと同様に、 基本レベルと拡張レベルにレベル分けされており、 原則的に図形を取り扱うアプリケーションは、 少なくとも基本レベルはサポートしているものとする。
図形要素セグメントは、 図形データとして表現される実際の図形を示すセグメントであり、 標準の図形要素として、以下のものがある。 これらの図形要素セグメントの基本的な考え方 (ハーフオープンプロパティ等)は、ディスプレイプリミティブでの規定に従う。
<閉じた図形要素>長方形 -- 長方形 角丸長方形 -- 角の丸い長方形 楕円 -- 楕円および正円 扇形 -- (楕)円弧と、その両端と中心を結ぶ線で囲まれた図形 弓形 -- (楕)円弧と、その両端を結ぶ線で囲まれた図形 多角形 -- 多角形、および角の丸い多角形 曲線 -- 点列による曲線で囲まれた図形<開いた図形要素>
直線 -- 直線 楕円弧 -- 楕円弧および円弧 折れ線 -- 連続した直線列 曲線 -- 点列による曲線<点図形要素>
マーカー列 -- 任意位置のマーカーの列<任意図形要素>
任意図形 -- 外周点の列で指定した図形
図形要素セグメントには、以下の共通的なパラメータが存在する。 これらのパラメータは、図形要素セグメント毎に指定される。
<描画モード>描画モードは、描画の対象とするピクセルに、 書き込むべきピクセル値(src)と、 既に現在のピクセル値 (dest) と、 描画後のピクセル値 (result) との関係を規定するものであり、 以下に示すものが用意されている。
0 STORE : (src) → (result) 1 XOR : (src) XOR (dest) → (result) 2 OR : (src) OR (dest) → (result) 3 AND : (src) AND (dest) → (result) 4 CPYN : (NOT (src)) → (result) 5 XORN : (NOT (src)) XOR (dest) → (result) 6 ORN : (NOT (src)) OR (dest) → (result) 7 ANDN : (NOT (src)) AND (dest) → (result) 8〜 予約<線属性>
開いた図形、
および閉じた図形の外周線に使用される線の属性を示す UH の値。
任意図形には適用されない。
TTTT TTTT WWWW WWWW
開いた図形、
および閉じた図形の外周線に使用される描画パターンを示す UH の値。
線属性の線幅が0の場合、および任意図形には適用されない。
0 : 透明 0以外: 「パターン定義セグメント」により定義されたID<塗り潰しパターン>
閉じた図形、
および任意図形の内部の塗り潰しに使用される描画パターンを示す UH の値。
開いた図形には適用されない。
0 : 透明 0以外: 「パターン定義セグメント」により定義されたID<回転角>
長方形、楕円、楕円弧等の図形要素は、
その外接長方形により図形が定義される。
この外接長方形は、水平軸(横辺)が水平の長方形を、
その左上の点を中心として、
反時計周りに回転した図形として表現される。
回転角は、この回転角度を示す。UH の値で、360の剰余の値が有効となる。
多角形、直線、折れ線、曲線、および任意図形には適用されない。
長方形を示す。
LEN : 18 SUBID: 0 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH angle -- 回転角 RECT frame -- 外接長方形
角丸長方形を示す。
LEN : 22 SUBID: 1 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH angle -- 回転角度 UH rh -- 丸めの水平直径 UH rv -- 丸めの垂直直径 RECT frame -- 外接長方形
楕円、または正円を示す。
LEN : 18 SUBID: 2 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH angle -- 回転角度 RECT frame -- 外接長方形
扇形を示す。
扇形は(楕)円弧と、その両端と中心を結ぶ線で囲まれた図形である。
LEN : 26 SUBID: 3 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH angle -- 回転角度 RECT frame -- 外接長方形 PNT start -- 開始点 PNT end -- 終了点
弓形を示す。
弓形は(楕)円弧と、その両端結ぶ線で囲まれた図形である。
LEN : 26 SUBID: 4 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH angle -- 回転角度 RECT frame -- 外接長方形 PNT start -- 開始点 PNT end -- 終了点
多角形を示す。
LEN : 〜 SUBID: 5 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH round -- 角の丸めの円の直径:拡張レベル UH np -- 点数(>2) PNT pt[np] -- 点の配列(np 個の要素)
直線を示す。
LEN : 14 SUBID: 6 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID PNT start -- 開始点 PNT end -- 終了点
楕円弧、または円弧を示す。
LEN : 24 SUBID: 7 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH angle -- 回転角度 RECT frame -- 外接長方形 PNT start -- 開始点 PNT end -- 終了点
折れ線(連続した直線列)を示す。
LEN : 〜 SUBID: 8 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH round -- 角の丸め:拡張レベル UH np -- 点数 (>1) PNT pt[np] -- 点の配列(np 個の要素)
点列による曲線を示す。
LEN : 〜 SUBID: 9 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID H type -- 曲線のタイプ UH np -- 点数 (>0) PNT pt[np] -- 点の配列(np 個の要素)
マーカ列を示す。
LEN : 〜 SUBID: 10 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH marker -- マーカーID UH np -- 点数 (>0) PNT pt[np] -- 点の配列(np 個の要素) pt[] で指定した np 個の位置に marker で指定したマーカーを描画する。 marker: 「マーカー定義セグメント」により定義されたマーカーID。
外周点の列で指定した任意図形を示す。 任意図形は、各垂直座標毎に水平座標の複数の点を指定することにより定義され、 2つの隣接した水平座標値で囲まれた範囲が、任意図形の領域となる。
LEN : 〜 SUBID: 11 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH sy -- 垂直座標の開始値(最小値) UH nr -- 垂直座標数 H bx -- 水平座標値のバイアス <垂直座標値 sr 〜 sr+nr-1 にそれぞれ対応した、以下に示す 水平座標値列の要素が nr 個連続する> UH nh -- 水平座標の数 UH h[nh] -- 水平座標の値 (nh 個の要素) : :
データ定義セグメントでは、 図形要素セグメントから参照される以下のデータの定義を行なう。
定義したデータは、定義以降に有効となり、 定義時に指定したIDにより参照されることになる。 同一のタイプのデータの同一のIDが既に定義されていた場合は、 新しい定義が有効となる。
データのタイプによっては、 デフォールトとして定義済みのいくつかのIDが存在するが、 そのIDを別の定義とすることも可能である。
定義したIDは、その図形データの中でのみ有効であり、 埋め込み図形データを含む場合は、 埋め込み図形データ内にも有効となる。 即ち、図形データがネスティングしている場合は、以下のようになる。
現在(一番内側)の図形データ内で定義されているIDが有効であるが、現在の 埋め込み図形データ内で定義されていない場合は、一番近い外側の図形データ 内で定義されているIDが有効となる。
図形データ内で使用するカラーマップを定義する。 この定義以降に、インデックスによるカラー表現が使用された場合に、 このカラーマップが有効となる。
LEN : 〜 SUBID: 0 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH nent -- エントリ数 COLOR col[nent] -- カラーマップ (nent 個の要素)
パターン定義や、マーカー定義に使用される、マスクデータを定義する。
LEN : 〜 SUBID: 1 ATTR : UB type -- マスク定義タイプ DATA : UH id -- 定義するマスクID <type=0の場合> UH hsize -- 横のサイズ UH vsize -- 縦のサイズ UB mask[] -- マスクビットマップ
1 0 % メッシュマスク 2 12.5 % メッシュマスク 3 25 % メッシュマスク 4 50 % メッシュマスク 5 75 % メッシュマスク 6 87.5 % メッシュマスク 7 100 % メッシュマスク 8 縦線 9 横線 10 右上がり斜線 11 右下がり斜線 12 縦横クロスハッチ 13 斜線クロスハッチ
線パターン、または塗り潰しパターンを定義する。
LEN : 〜 SUBID: 2 ATTR : UB type -- パターン定義タイプ DATA : UH id -- 定義するパターンID <type=0の場合> UH hsize -- 横のサイズ UH vsize -- 縦のサイズ UH ncol -- 前景カラー数 COLOR fgcol[ncol] -- 前景色 (ncol 個の要素) COLOR bgcol -- 背景色 UH mask[ncol] -- マスクID(ncol 個の要素)
LEN : 〜 SUBID: 3 ATTR : UB type -- 線種定義タイプ DATA : UH id -- 定義する線種ID <type=0 の場合> UH nb -- 線種定義バイト数 UB mask[nb] -- 線種定義バイト列
0 実線 1 破線 2 点線 3 一点鎖線 4 二点鎖線 5 長破線
LEN : 〜 SUBID: 4 ATTR : UB type -- マーカー定義タイプ DATA : UH id -- 定義するマーカーID <type=0 の場合> UH size -- マーカーサイズ COLOR fgcol -- マーカー色 [UH mask -- マスクデータID]
0 点 ・ 1 プラス + 2 星印 * 3 丸 ○ 4 バツ ×
グループ定義開始セグメントと終了セグメントで囲んだセグメント群が1つのグル ープとしてまとまっていることを示す。グループは任意のネスティングが可能であ る。
このグループ定義は、座標系、データ定義の有効範囲等には一切影響を与えないた め、主にアプリケーションによるデータの意味付けに利用される。座標系、データ 定義が異なる場合は、埋め込み図形データとして定義する必要がある。
LEN : 4 SUBID: 0 -- グループ開始 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH id -- グループID LEN : 2 SUBID: 1 -- グループ終了 ATTR : UB − -- 未使用
マクロ定義開始セグメントと終了セグメントで囲んだ
セグメント群を1つのマクロとして定義する。
定義したマクロは後にマクロ参照付箋により参照することができる。
マクロは任意のネスティングが可能である。
定義したマクロIDのスコープは、データ定義セグメントの場合と同様である。
LEN : 4 SUBID: 0 -- マクロ定義開始 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH id -- 定義するマクロID LEN : 2 SUBID: 1 -- マクロ定義終了 ATTR : UB − -- 未使用 id: 定義するマクロのID。(0〜)
マクロを参照する。パラメータを持たないため、 マクロの参照は単なる置換を意味する。
LEN : 4 SUBID: 2 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH id -- 参照するマクロID
図形修飾セグメントは、直後に続く有効セグメントを修飾する機能を持つ。 有効セグメントとは、実際に図形描画を行なうセグメントを意味し、 その有効範囲は以下に示す通りとなる。
通常の図形セグメント -- そのセグメントのみ グループセグメント -- グループ内全体 マクロ参照セグメント -- マクロ内全体 埋め込み図形 -- 埋め込み図形全体 埋め込み文章 -- 埋め込み文章全体 画像セグメント -- そのセグメントのみ
LEN : 〜 SUBID: 0 ATTR : UB type -- 修飾タイプ DATA : <type=0の場合> UH arrow -- 矢印属性
xxxx xxxx xxxx xxES S: 開始点に矢印 E: 終了点に矢印
直後に続く有効セグメントの一時的な座標変換(傾斜、回転、移動)を行なう。
LEN : 6, 8, 10 SUBID: 1 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : H dh -- 水平座標移動量 H dv -- 垂直座標移動量 [UH hangle -- 水平軸回転角度] [H vangle -- 垂直軸回転角度]
この付箋の直後に続く有効セグメントの座標値 (x,y) を以下の一連の座標変換 処理によって変換した結果 (x''', y''') の図形を意味する。
x' = x + y・tan(vangle) y' = y
x'' = x'・cos(hangle) + y'・sin(hangle) y'' = −x'・sin(hangle) + y'・cos(hangle)
x''' = x''+ dh y''' = y''+ dv
直後の有効セグメントが、埋め込み図形、埋め込み文章、および画像セグメントの 場合は、view 座標系に対する変換を意味する。即ち、draw から view への変換が なされたのち、上記の座標変換が行なわれる。
図形ページ割付け指定付箋は、 図形データを指定した用紙上にページ単位でレイアウトを行なうための情報を保持する付箋である。 図形ページ割付け指定付箋は、文章ページ割付け指定付箋と全く同一の内容を持ち、以 下のように対応づけられる。
文章ページ割り付け指定付箋 | 図形ページ割り付け指定付箋 |
---|---|
(TS_TPAGE : 0xA0) | (TS_FPAGE : 0xB5) |
0:用紙指定付箋 | 0:用紙指定付箋 |
1:マージン指定付箋 | 1:マージン指定付箋 |
2:コラム指定付箋 | 2:− (未定義) |
3:用紙オーバーレイ定義付箋 | 3:用紙オーバーレイ定義付箋 |
4:用紙オーバーレイ指定付箋 | 4:用紙オーバーレイ指定付箋 |
5:枠あけ指定付箋 | 5:− (未定義) |
6:ページ番号指定付箋 | 6:ページ番号指定付箋 |
7:条件改ページ指定付箋 | 7:− (未定義) |
8:充填行指定付箋 | 8:− (未定義) |
図形ページ割り付け指定付箋が図形要素セグメントの後に存在している場合、 および、複数個存在した場合の処理は処理系に依存する。
図形メモ指定付箋は、ユーザが任意に設定したメモを保持する付箋である。 この内容は単なるメモとしての文字列であるが、 アプリケーションによっては、 メモ文字列の内容が所定の文字列と一致した場合には、 何らかの効果を持つ場合もある。 図形メモ指定付箋は表示に関する情報を保持していないため、 表示方法はアプリケーションに依存する。
ユーザが設定したメモを保持する。
LEN : 〜 SUBID: 0 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UB memo[] -- メモ文字列
図形アプリケーション指定付箋は、 アプリケーションが独自に定義して使用する付箋であり、 その内容はアプリケーションにより規定される。 内容を定義しているアプリケーションIDが内部に含まれており、 同一データタイプIDを持つアプリケーションのみ、 その内容を理解できることになる。 図形アプリケーション指定付箋は表示に関する情報を保持していないため、 表示方法はアプリケーションに依存する。
アプリケーション固有のデータを保持する。
LEN : 〜 SUBID: − -- アプリケーション定義 ATTR : UB − -- アプリケーション定義 DATA : UH appl[3] -- アプリケーションID UB param[] -- アプリケーション・パラメータ
管理情報セグメント | TS_INFO | (0xE0) | |
文章開始セグメント | TS_TEXT | (0xE1) | |
文章終了セグメント | TS_TEXTEND | (0xE2) | |
図形開始セグメント | TS_FIG | (0xE3) | |
図形終了セグメント | TS_FIGEND | (0xE4) | |
画像セグメント | TS_IMAGE | (0xE5) | |
仮身セグメント | TS_VOBJ | (0xE6) | |
指定付箋セグメント | TS_DFUSEN | (0xE7) | |
機能付箋セグメント | TS_FFUSEN | (0xE8) | |
設定付箋セグメント | TS_SFUSEN | (0xE9) | |
文章ページ割付け指定付箋 | TS_TPAGE | (0xA0) | |
行書式指定付箋 | TS_TRULER | (0xA1) | |
文字指定付箋 | TS_TFONT | (0xA2) | |
特殊文字指定付箋 | TS_TUB | (0xA3) | |
文字割付け指定付箋 | TS_TATTR | (0xA4) | |
文字修飾指定付箋 | TS_TSTYLE | (0xA5) | |
(予約) | ------ | (0xA6〜0xAC) | |
変数参照指定付箋 | TS_TVAR | (0xAD) | |
文章メモ指定付箋 | TS_TMEMO | (0xAE) | |
文章アプリケーション指定付箋 | TS_TAPPL | (0xAF) | |
図形要素セグメント | TS_FPRIM | (0xB0) | |
データ定義セグメント | TS_FDEF | (0xB1) | |
グループ定義セグメント | TS_FGRP | (0xB2) | |
マクロ定義/参照セグメント | TS_FMAC | (0xB3) | |
図形修飾セグメント | TS_FATTR | (0xB4) | |
図形ページ割付け指定付箋 | TS_FPAGE | (0xB5) | |
(予約) | ------ | (0xB6〜0xBD) | |
図形メモ指定付箋 | TS_FMEMO | (0xBE) | |
図形アプリケーション指定付箋 | TS_FAPPL | (0xBF) |
ID : TS_INFO -- 管理情報セグメント LEN : 〜 DATA: UH subid -- 項目ID UH sublen -- 項目のバイト数 UH data[] -- 項目データ本体(sublen バイト) : :<上記の繰り返し>
ID : TS_TEXT LEN : 24 DATA: RECT view -- 表示領域 RECT draw -- 描画領域 UNITS h_unit -- 水平ユニット UNITS v_unit -- 垂直ユニット UH lang -- デフォールト言語 UH bgpat -- 背景パターンID
ID : TS_TEXTEND LEN : 0 DATA: なし
ID : TS_FIG LEN : 24 DATA: RECT view -- 表示領域 RECT draw -- 描画領域 UNITS h_unit -- 水平ユニット UNITS v_unit -- 垂直ユニット W ratio -- 倍率
ID : TS_FIGEND LEN : 0 DATA: なし
ID : TS_VOBJ LEN : 〜 DATA: RECT view -- 表示領域 H height -- 開いた場合の仮身高さ CHSIZE chsz -- 文字サイズ COLOR frcol -- 枠の色 COLOR chcol -- 文字の色 COLOR tbcol -- タイトル背景色 COLOR bgcol -- 開いた場合の背景色 UH dlen -- 固有データのバイト長 UB data[dlen] -- 固有データ(dlen バイト)
ID : TS_FFUSEN LEN : 〜 DATA: RECT view -- 表示領域 CHSIZE chsz -- 文字サイズ COLOR frcol -- 枠の色 COLOR chcol -- 文字の色 COLOR tbcol -- タイトル背景色 UH pict -- ピクトグラム/タイプ UH appl[3] -- アプリケーションID UB name[32] -- 付箋名 UB type[32] -- データタイプ名 UH dlen -- 固有データのバイト長 UB data[dlen] -- 固有データ(dlen バイト)
ID : TS_DFUSEN LEN : 〜 DATA: RECT view -- 表示領域 CHSIZE chsz -- 文字サイズ COLOR frcol -- 枠の色 COLOR chcol -- 文字の色 COLOR tbcol -- タイトル背景色 UH pict -- ピクトグラム/タイプ UH appl[3] -- アプリケーションID UB name[32] -- 付箋名 UW dlen -- 固有データのバイト長 UB dat[dlen] -- 固有データ(dlen バイト)
ID : TS_TPAGE LEN : 14 SUBID: 0 ATTR : UB attr -- 面付け、綴じ方向指定 DATA : UH length -- 用紙の長さ UH width -- 用紙の幅 UH top -- オーバーレイ上マージン(天) UH bottom -- オーバーレイ下マージン(地) UH left -- オーバーレイ左マージン(ノド) UH right -- オーバーレイ右マージン(小口)◎ マージン指定付箋:
ID : TS_TPAGE LEN : 10 SUBID: 1 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH top -- 上マージン(天) UH bottom -- 下マージン(地) UH left -- 左マージン(ノド) UH right -- 右マージン(小口)○ コラム指定付箋:
ID : TS_TPAGE LEN : 4,6 SUBID: 2 ATTR : UB column -- コラム数、およびコラム長均等化指定 DATA : UH colsp -- コラムマージン [UH colline -- コラム罫線]○ 用紙オーバーレイ定義付箋:
ID : TS_TPAGE LEN : 〜 SUBID: 3 ATTR : UB attr -- オーバーレイ番号/ページ適用属性 DATA : UB data[] -- オーバーレイする文章データ○ 用紙オーバーレイ指定付箋:
ID : TS_TPAGE LEN : 4 SUBID: 4 ATTR : UB --- -- 未使用 DATA : UH overlay -- オーバーレイ指定○ 枠あけ指定付箋:
ID : TS_TPAGE LEN : 10 SUBID: 5 ATTR : UB attr -- 枠あけ属性 DATA : RECT area -- 枠あけ領域○ ページ番号指定付箋:
ID : TS_TPAGE LEN : 4 SUBID: 6 ATTR : B step -- ページの増加ステップ DATA: UH num -- ページ開始番号○ 条件改ページ指定付箋:
ID : TS_TPAGE LEN : 2,4 SUBID: 7 ATTR : UB cond -- 条件 DATA : [SCALE remain -- 残り領域指定]○ 充填行指定付箋:
ID : TS_TPAGE LEN : 2 SUBID: 8 ATTR : UB − -- 未使用
ID : TS_TRULER LEN : 4 SUBID: 0 ATTR : UB attr -- 属性指定 DATA : SCALE pitch -- 間隔指定◎ 行揃え指定付箋:
ID : TS_TRULER LEN : 2 SUBID: 1 ATTR : UB align -- 行揃えの方法◎ タブ書式指定付箋:
ID : TS_TRULER LEN : 〜 SUBID: 2 ATTR : UB attr -- 属性 DATA: SCALE height -- 書式高さ指定 SCALE pargap -- 段落間隔指定 H left -- 行頭マージン H right -- 行末マージン H indent -- インデントマージン H ntabs -- タブストップ設定数 UH tabs[] -- タブストップ位置(ntabs個)○ フィールド書式指定付箋:
ID : TS_TRULER LEN : 〜 SUBID: 3 ATTR : UB attr -- 属性 DATA: SCALE height -- 書式高さ指定 SCALE pargap -- 段落間隔指定 UH line -- フィールド段落線属性 H nfld -- フィールド設定数 +- UH fld -- フィールド開始位置 | UH left -- フィールド内左マージン | UH right -- フィールド内右マージン | UH margin -- 小数点位置/インデントマージン +- UH f_attr -- フィールド属性 : :○ 文字方向指定付箋:
ID : TS_TRULER LEN : 2 SUBID: 4 ATTR : UB txdir -- 文字列方向○ 行頭移動指定付箋:
ID : TS_TRULER LEN : 2 SUBID: 5 ATTR : UB --- -- 未使用
ID : TS_TFONT LEN : 4〜 SUBID: 0 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH class -- フォントクラス [UB name[] ] -- フォント(ファミリー)名◎ フォント属性指定付箋:
ID : TS_TFONT LEN : 4 SUBID: 1 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH attr -- フォント属性◎ 文字サイズ指定付箋:
ID : TS_TFONT LEN : 4 SUBID: 2 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : CHSIZE size -- 文字サイズ◎ 文字拡大/縮小指定付箋:
ID : TS_TFONT LEN : 6 SUBID: 3 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : RATIO h_ratio -- 文字高さ(サイズ)の拡大率 RATIO w_ratio -- 文字幅の拡大率◎ 文字間隔指定付箋:
ID : TS_TFONT LEN : 4 SUBID: 4 ATTR : UB attr -- 属性指定 DATA : SCALE pitch -- 間隔指定○ 文字回転指定付箋:
ID : TS_TFONT LEN : 4 SUBID: 5 ATTR : UB abs -- 絶対/相対指定 DATA : UH angle -- 文字の横軸の反時計回りの回転角度○ 文字カラー指定付箋:
ID : TS_TFONT LEN : 6 SUBID: 6 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : COLOR color -- 文字カラーの指定○ 文字基準位置移動付箋:
ID : TS_TFONT LEN : 4 SUBID: 7 ATTR : UB attr -- 属性指定 DATA : SCALE base -- 基準位置移動量
ID : TS_TUB LEN : 4 SUBID: 0 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : SCALE width -- 空白の幅○ 充填文字指定付箋:
ID : TS_TUB LEN : 〜 SUBID: 1 ATTR : UB − -- 未使用 DATA: UB str[] -- 充填文字列○ 文字罫線指定付箋:
ID : TS_TUB LEN : 4+罫線列データ数 SUBID: 2 ATTR : UB type -- 罫線のタイプ DATA : UH count -- 罫線列の繰り返し数 UH lines[] -- 罫線指定データ列( LEN で指定されたデータ数)
○ 結合指定付箋: ID : TS_TATTR LEN : 2 SUBID: 0 -- 結合開始指定付箋 ATTR : UB − -- 未使用 ID : TS_TATTR LEN : 2 SUBID: 1 -- 結合終了指定付箋 ATTR : UB − -- 未使用○ 文字割付け指定付箋:
ID : TS_TATTR LEN : 4 SUBID: 2 -- 文字割付け開始指定付箋 ATTR : UB kind -- 種類 DATA : SCALE width -- 割り付け幅 ID : TS_TATTR LEN : 2 SUBID: 3 -- 文字割付け終了指定付箋 ATTR : UB − -- 未使用○ 添字指定付箋:
ID : TS_TATTR LEN : 6 SUBID: 4 -- 添字開始指定付箋 ATTR : UB type -- タイプ DATA : SCALE pos -- 文字位置の移動量 RATIO size -- 文字サイズの比率 ID : TS_TATTR LEN : 2 SUBID: 5 -- 添字終了指定付箋 ATTR : UB − -- 未使用○ ルビ指定付箋:
ID : TS_TATTR LEN : 〜 SUBID: 6 -- ルビ開始指定付箋 ATTR : UB attr -- ルビ属性 DATA : UB rubi[] -- ルビ文字列 ID : TS_TATTR LEN : 2 SUBID: 7 -- ルビ終了指定付箋 ATTR : UB − -- 未使用○ 禁則指定付箋:
ID : TS_TATTR LEN : 〜 SUBID: 8 -- 行頭禁則指定 ATTR : UB kind -- 行頭禁則タイプ [DATA : UB ch[]] -- 行頭禁則対象文字 ID : TS_TATTR LEN : 〜 SUBID: 9 -- 行末禁則指定 ATTR : UB kind -- 行末禁則タイプ [DATA : UB ch[]] -- 行末禁則対象文字
ID : TS_TSTYLE LEN : 2,6 SUBID: type -- 文字修飾開始付箋 ATTR : UB attr -- 属性 DATA : [COLOR color ] -- 修飾カラー指定(省略可能) ID : TS_TSTYLE LEN : 2 SUBID: type+1 -- 文字修飾終了付箋 ATTR : UB − -- 未使用 SUBID: 0: 下線開始 1: 下線終了 2: 上線開始 3: 上線終了 4: 打ち消し線開始 5: 打ち消し線終了 6: 枠囲み線開始 7: 枠囲み線終了 8: 上(右)傍点開始 9: 上(右)傍点終了 10: 下(下)傍点開始 11: 下(下)傍点終了 12: 反転開始 13: 反転終了 14: 網掛開始 15: 網掛終了 16: 背景開始 17: 背景終了 18: 無印字開始(終了付箋までのデータを印字しない) 19: 無印字終了 20〜127: (予約) 128〜 : 未定義(アプリケーション依存)
ID : TS_TVAR LEN : 4 SUBID: 0 -- 変数参照 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : H var_id -- 変数ID ID : TS_TVAR LEN : 〜 SUBID: 1 -- 変数参照 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UB name[] -- 変数名
ID : TS_TMEMO LEN : 〜 SUBID: 0 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UB memo[] -- メモ文字列
ID : TS_TAPPL LEN : 〜 SUBID: − -- アプリケーション定義 ATTR : UB − -- アプリケーション定義 DATA : UH appl[3] -- アプリケーションID UB param[] -- アプリケーション・パラメータ
ID : TS_FPRIM LEN : 18 SUBID: 0 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH angle -- 回転角 RECT frame -- 外接長方形◎ 角丸長方形セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 22 SUBID: 1 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH angle -- 回転角度 UH rh -- 丸めの水平直径 UH rv -- 丸めの垂直直径 RECT frame -- 外接長方形◎ 楕円セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 18 SUBID: 2 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH angle -- 回転角度 RECT frame -- 外接長方形◎ 扇形セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 26 SUBID: 3 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH angle -- 回転角度 RECT frame -- 外接長方形 PNT start -- 開始点 PNT end -- 終了点◎ 弓形セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 26 SUBID: 4 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH angle -- 回転角度 RECT frame -- 外接長方形 PNT start -- 開始点 PNT end -- 終了点◎ 多角形セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 〜 SUBID: 5 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH round -- 角の丸めの円の直径:拡張レベル UH np -- 点数(>2) PNT pt[np] -- 点の配列(np 個の要素)◎ 直線セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 14 SUBID: 6 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID PNT start -- 開始点 PNT end -- 終了点◎ 楕円弧セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 24 SUBID: 7 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH angle -- 回転角度 RECT frame -- 外接長方形 PNT start -- 開始点 PNT end -- 終了点◎ 折れ線セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 〜 SUBID: 8 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH round -- 角の丸め:拡張レベル UH np -- 点数 (>1) PNT pt[np] -- 点の配列(np 個の要素)○ 曲線セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 〜 SUBID: 9 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH l_atr -- 線属性 UH l_pat -- 線パターンID UH f_pat -- 塗り潰しパターンID H type -- 曲線のタイプ UH np -- 点数 (>0) PNT pt[np] -- 点の配列(np 個の要素)○ マーカー列セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 〜 SUBID: 10 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH market -- マーカーID UH np -- 点数 (>0) PNT pt[np] -- 点の配列(np 個の要素)◎ 任意図形セグメント:
ID : TS_FPRIM LEN : 〜 SUBID: 11 ATTR : UB mode -- 描画モード DATA : UH f_pat -- 塗り潰しパターンID UH sy -- 垂直座標の開始値(最小値) UH nr -- 垂直座標数 H bx -- 水平座標値のバイアス <垂直座標値 sy 〜 sy+nr-1 にそれぞれ対応した、以下に示す 水平座標値列の要素が nr 個連続する> UH nh -- 水平座標の数 UH h[nh] -- 水平座標の値 (nh 個の要素) : :
ID : TS_FDEF LEN : 〜 SUBID: 0 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH nent -- エントリ数 COLOR col[nent] -- カラーマップ (nent 個の要素)◎ マスクデータ定義セグメント:
ID : TS_FDEF LEN : 〜 SUBID: 1 ATTR : UB type -- マスク定義タイプ DATA : UH id -- 定義するマスクID <type=0の場合> UH hsize -- 横のサイズ UH vsize -- 縦のサイズ UB mask[] -- マスクビットマップ◎ パターン定義セグメント:
ID : TS_FDEF LEN : 〜 SUBID: 2 ATTR : UB type -- パターン定義タイプ DATA : UH id -- 定義するパターンID <type=0の場合> UH hsize -- 横のサイズ UH vsize -- 縦のサイズ UH ncol -- 前景カラー数 COLOR fgcol[ncol] -- 前景色 (ncol 個の要素) COLOR bgcol -- 背景色 UH mask[ncol] -- マスクID(ncol 個の要素)○ 線種定義セグメント:
ID : TS_FDEF LEN : 〜 SUBID: 3 ATTR : UB type -- 線種定義タイプ DATA : UH id -- 定義する線種ID <type=0 の場合> UH n -- 線種定義バイト数 UB mask[nb] -- 線種定義バイト列○ マーカー定義セグメント:
ID : TS_FDEF LEN : 〜 SUBID: 4 ATTR : UB type -- マーカー定義タイプ DATA : UH id -- 定義するマーカーID <type=0 の場合> UH size -- マーカーサイズ COLOR fgcol -- マーカー色 [UH mask -- マスクデータID]
○ グループ定義セグメント: ID : TS_FGRP LEN : 4 SUBID: 0 -- グループ開始 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH id -- グループID ID : TS_FGRP LEN : 2 SUBID: 1 -- グループ終了 ATTR : UB − -- 未使用
ID : TS_FMAC LEN : 4 SUBID: 0 -- マクロ定義開始 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH id -- 定義するマクロID ID : TS_FMAC LEN : 2 SUBID: 1 -- マクロ定義終了 ATTR : UB − -- 未使用○ マクロ参照セグメント:
LEN : 4 SUBID: 2 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH id -- 参照するマクロID
ID : TS_FATTR LEN : 〜 SUBID: 0 ATTR : UB type -- 修飾タイプ DATA : <type=0の場合> UH arrow -- 矢印属性○ 座標変換セグメント:
ID : TS_FATTR LEN : 6, 8, 10 SUBID: 1 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : H dh -- 水平座標移動量 H dv -- 垂直座標移動量 [UH hangle -- 水平軸回転角度] [H vangle -- 垂直軸回転角度]
◎ 用紙指定付箋: ID : TS_FPAGE LEN : 14 SUBID: 0 ATTR : UB attr -- 面付け、綴じ方向指定 DATA : UH length -- 用紙の長さ UH width -- 用紙の幅 UH top -- オーバーレイ上マージン(天) UH bottom -- オーバーレイ下マージン(地) UH left -- オーバーレイ左マージン(ノド) UH right -- オーバーレイ右マージン(小口)◎ マージン指定付箋:
ID : TS_FPAGE LEN : 10 SUBID: 1 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UH top -- 上マージン(天) UH bottom -- 下マージン(地) UH left -- 左マージン(ノド) UH right -- 右マージン(小口)○ 用紙オーバーレイ定義付箋:
ID : TS_FPAGE LEN : 〜 SUBID: 3 ATTR : UB attr -- オーバーレイ番号/ページ適用属性 DATA : UB data[] -- オーバーレイする文章データ○ 用紙オーバーレイ指定付箋:
ID : TS_FPAGE LEN : 4 SUBID: 4 ATTR : UB --- -- 未使用 DATA : UH overlay -- オーバーレイ指定○ ページ番号指定付箋:
ID : TS_FPAGE LEN : 4 SUBID: 6 ATTR : B step -- ページの増加ステップ DATA: UH num -- ページ開始番号
ID : TS_FMEMO LEN : 〜 SUBID: 0 ATTR : UB − -- 未使用 DATA : UB memo[] -- メモ文字列
ID : TS_FAPPL LEN : 〜 SUBID: − -- アプリケーション定義 ATTR : UB − -- アプリケーション定義 DATA : UH appl[3] -- アプリケーションID UB param[] -- アプリケーション・パラメータ
TADデータ構成では、 異なるプロセッサ間を含めたデータの互換性を完全に保証するために8ビット以上のビット長を持つデータのバイトオーダーは、 上位バイトが先にくるビッグエンディアン形式に統一している。
しかしながら、この形式はリトルエンディアン形式の CPU 上で動作する既存のアプリケーションを移植する場合等には負担となる場合もあるため、 これを救済するために、 リトルエンディアンのデータ形式を持つTADデータ構成を、 準TAD規格として規定する。
準TAD規格は、TAD規格に対して以下に示す変更/制限を行なったものである。
準TAD規格に基づいたシステム/アプリケーションは、 以下の点を遵守しなくてはいけない。