フォント切り替え方式によるTRONの多漢字機能

超漢字V上の文章データを共有フォルダ参照小物からRTF形式で変換することにより、プレーンテキストでは表現できない文字を、フォント切り替え方式によるTRONの多漢字機能を使って表現したり画像イメージを埋め込んだりしてWindows側に出力することができます。

「フォント切り替え方式によるTRONの多漢字機能」とは、1つの文字コードに対して複数の漢字を割り当て、フォントの切り替えによりそれらを区別することによって、Windowsのアプリケーション上で扱える文字の数を擬似的に増やす方法です。
文字は画像イメージではなく文字コードとして表現されますので、フォントサイズの指定や、太字化、斜体化、下線、文字色の変更などの機能は、通常の文字と同様に利用できます

あらかじめWindows側にGT書体フォントやTフォントを登録しておくことにより、Windows側のワードパッドやMicrosoft Office Word上で、フォント切り替え方式によるTRONの多漢字機能を利用できます。

フォント切り替え方式によるTRONの多漢字機能では、本来の文字コードに対して、別の意味や形を持つ漢字のフォントを擬似的に割り当てています。
Windowsのアプリケーション上で検索や置換の操作を実行すると、フォントが割り当てられている元の文字コードが検索や置換の対象となり、フォント切り替え方式による多漢字を検索することはできません。

フォント切り替え方式によって表示されている多漢字に対してフォント切り替えに対応していない別のフォント(MS明朝やMSゴシックなど)を指定した場合、フォント切り替えの情報は失われますのでご注意ください。

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