■隠れくず実身とは?
ある実身を指す仮身がただ1つだけで、その仮身がその実身の中に含まれてしまっているような実身を“隠れくず実身”とよびます。くず実身と同様、隠れくず実身は、ユーザが使用することができないので存在しないのと同じことですが、ディスク領域を無駄に消費しています。
†自己参照くず実身とよばれることもあります。
◆隠れくず実身は、以下の操作で作ることができます。
1) [小物]メニューの[原紙集め]を選び、原紙集め小物のウィンドウの中から「原稿用紙」をドラッグし、Aという名前をつける。
2) 今作った仮身Aを起動して、ウィンドウに開く。
3) Aのウィンドウの中に、自分自身を開く元になった仮身Aを移動する。
4) ウィンドウを保存して終了する。
■隠れくず実身を削除する
隠れくず実身を削除できます。
1≫隠れくず実身を削除したい区画に対して、ディスク修復を実行します。
†ディスク修復のモードは、[簡易]、[通常]、[完全]のどれでもかまいません。
2≫ディスク修復が終了すると、ディスク修復のウィンドウに「○○個の隠れくず実身を回収しました。」と表示されます。
†この操作により、隠れくず実身は通常のくず実身として回収されます。
†隠れくず実身がなかったときは、このメッセージは表示されません。
3≫通常のくず実身を削除する操作を実行します。
ディスク整理のウィンドウにTRASHというキャビネットが現れます。このキャビネットにはディスク修復により回収された隠れくず実身がはいっています。このTRASHというキャビネット自体を削除することにより、隠れくず実身を完全に削除できます。
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