超漢字Vの実身をWindowsのファイルに変換します。
1≫Windowsでフォーマットされた、書き込み可能なディスクがあることを確認します。
†CD-ROMには書き込みできません。
†ファイル変換小物には、ディスクをWindows形式にフォーマットする機能はありません。
2≫[小物]メニューの[ファイル変換]を選びます。
利用できるディスクやデバイスが、青い仮身の形で現れます(ディスク一覧表示)。仮身には、ディスクのボリューム名が表示されます。ディスクにボリューム名が設定されていない場合は、ディスクの種類が表示されます。
†CD-ROMが利用可能でCD-ROMがドライブにセットしてある場合は、[CD-ROM]の青い仮身が現れます。ただし、CD-ROMのボリューム名は表示されません。
†ネットワークが利用可能な場合は、[ネットワーク(ftp)]という青い仮身が現れます。
†薄い表示になっている仮身は、そのディスクが接続されていないか、その区画がファイル変換小物から使用できない区画であることを示します。
3≫ディスクやデバイスを表わす仮身をダブルクリックします。
選択したディスクやデバイスのルートディレクトリの内容が表示されます(ファイル一覧表示)。
ο青色の仮身 ボリューム名またはディスクの種類を示します。
ο水色の仮身 移動元(ひとつ上の階層)のディレクトリを示します。
ο緑色の仮身 サブディレクトリを示します。
οクリーム色の仮身 隠しディレクトリを示します。
ο灰色の仮身 ファイルを示します。
†システム環境設定小物の〈画面〉-〈配色〉の見出しで、仮身背景色を変更している場合は、灰色ではなく変更した仮身背景色で表示されます。
ο白の仮身 隠しファイルを示します。
†16文字を越えるファイル名は、先頭の16文字までが表示されます。
†ファイル名のあとには、ファイルのサイズが表示されます。
†CD-ROMにあるファイルについては、ファイルのサイズは表示されません。
4≫必要であればサブディレクトリの仮身をダブルクリックします。
ダブルクリックしたサブディレクトリの内容が現れます。
†いちど移動したディレクトリは、[ディレクトリ]メニューに一覧表示されます。一覧からディレクトリを選択すると、指定のディレクトリに直接移動することができます。
5≫変換したい超漢字V上の実身を指す仮身を、ファイル変換小物のウィンドウへドラッグします。
†移動操作でかまいません。複写操作をする必要はありません。
6≫ファイル名と変換方法を指定するパネルが現れます。
必要な設定を行います。
出力ファイル名:
出力ファイル名を入力します。ファイル名としてJIS第1水準/第2水準の漢字、かな、英数字のみが有効です。漢字、かなは4文字まで、英数字は8文字まで入力できます。さらに拡張子(英数字は3文字まで)を指定できます。先頭にピリオド(.)があった場合このピリオドは削除されます。先頭から9文字目までにピリオドがない場合は、先頭の8文字までが有効となります。
†拡張子とは、たとえば “AUTOEXEC.BAT”という名前のファイルの場合、“.BAT”の部分を指します。
†変換方法が[無変換(詳細)]以外の場合、ファイル名にピリオドがない場合はデフォルトの拡張子をつけます。ピリオドがある場合は、拡張子がそのまま出力されます。
†変換方法が[無変換(詳細)]のとき、ファイル名にピリオドがない場合は「000, 001, …」の拡張子がつきます。ファイル名にピリオドがある場合は、最初の1ファイルはそのままで、次のファイルから「.001, .002, …」の拡張子がつきます。なお、実身のレコードが1つだけのときに拡張子を指定しない場合は、「.000」という拡張子はつきません。
例:ピリオドが無いとき
DIARY → DIARY.000, DIARY.001, DIARY.002
例:ピリオドがあるとき
DIARY.TXT→DIARY.TXT, DIARY.001, DIARY.002
変換方法:
ο[文章(全角/半角混在)]
実身の中の日本語の文章の部分だけを超漢字VからShift_JISでエンコードされたWindows のファイルへ変換します。変換後、ファイル名に“.TXT”の拡張子がつけられ、1つのWindowsのファイルができます。JIS第1水準とJIS第2水準のどちらにも含まれない文字は〓に変換されます。文字幅指定付せんによって半角に修飾されている文字、および比例ピッチに修飾されている文字は、できるだけ1バイトコード(半角)に変換します。
ο[文章(全角のみ)]
実身の中の日本語の文章の部分だけを超漢字VからShift_JISでエンコードされたWindowsのファイルへ変換します。変換後、ファイル名に“.TXT”の拡張子がつけられ、1つのWindowsのファイルができます。JIS第1水準とJIS第2水準のどちらにも含まれない文字は〓に変換されます。すべての文字を2バイトコード(全角)に変換します。
ο[文章(詳細)]
[実行]スイッチをクリックすると、テキスト出力変換詳細設定パネルが現れます。
ο[画像(BMP)]
実身の中の最初の画像(ピクセルマップ)だけを、Windows BMP形式へ変換します。変換後、ファイル名に“.BMP”の拡張子がつけられ、1つのWindowsのファイルができます。
†BMP画像の変換についての詳細は、BMP画像変換の詳細をご覧ください。
ο[画像(JPEG)]
実身の中の最初の画像(ピクセルマップ)だけを、JPEG形式へ変換します。変換後、ファイル名に“.JPG”の拡張子がつけられ、1つのWindowsのファイルができます。[実行]スイッチをクリックすると、[JPEG出力詳細設定]パネルが現れ、JPEG画像の品質や処理方法を選択できます。
†JPEG画像の変換についての詳細は、JPEG画像変換の詳細をご覧ください。
ο[画像(PNG)]
実身の中の最初の画像(ピクセルマップ)だけを、PNG形式へ変換します。変換後、ファイル名に“.PNG”の拡張子がつけられ、1つのWindowsのファイルができます。
†PNG画像の変換についての詳細は、PNG画像変換の詳細をご覧ください。
ο[無変換(基本)]
実身のTADレコードをバイナリデータとして変換します(無変換)。変換後、ファイル名に“.TAD”の拡張子がつけられ、1つのWindowsのファイルができます。
ο[無変換(詳細)]
実身のすべてのレコードをバイナリデータとして変換します(無変換)。制御部分のデータもすべて変換します。変換後、各レコードごとに、「ファイル名.000, ファイル名.001, …」と複数のWindowsのファイルができます。
ο[書庫]
書庫実身をバイナリデータとして変換します。変換後、ファイル名に“.BPK”の拡張子がつけられ、1つのWindowsのファイルができます。
7≫[実行]スイッチをクリックします。
ファイル変換小物のウィンドウの中に仮身の形でWindowsのファイルが現れ、ディスクの中にWindowsのファイルが作成されたことを示します。
8≫ファイル変換小物のウィンドウで、[終了]メニューを選びます。
ファイル変換小物のウィンドウが消えます。
◆Windows形式のフロッピーディスクが接続されている場合、ピッと音が鳴り、以下のパネルが画面の中央に出ます。指示に従って、フロッピーディスクを取り出します。
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