[設定]メニューの[環境設定]の返信件名:、転送件名:、引用開始:、引用記号:、引用終了:、転送開始:の設定には、以下の特別な書式を使います。
%{先頭の削除文字列}ヘッダ項目{末尾の削除文字列}
この書式により、ヘッダ項目で表される内容から、先頭の削除文字列と末尾の削除文字列を除いた文字列が指定できます。削除文字列は、半角文字の大文字/小文字は区別しません。
■特殊文字
以下の7種類の半角文字は特殊文字として扱われます。
% \ \ * ? { }
これらの文字自身を記述したいときは、\(または\)を前置して、それぞれ
\% \\ \\ \* \? \{ \}
のように記述します。
■ヘッダ項目
以下のヘッダ項目が使えます(半角で記述します)。
%s:
件名(Subject)フィールドの全体を表します。
%f:
差出人(From)フィールドの全体を表します。
%A:
差出人(From)のメールアドレスを表します。
%a:
差出人(From)のメールアドレスの@よりも前の部分を表します。
%N:
差出人(From)の名前の部分を表します。名前の部分がなければ、%fと同じ意味になります。
%n:
差出人(From)の名前の、最初の空白までの部分を表します。
%t:
宛先(To)フィールドの全体を表します。
%c:
宛先(Cc)フィールドの全体を表します。
%d:
送信日時(Date)フィールドの全体を表します。
%D:
送信日時(Date)フィールドの日付の部分を表します。
%i:
Message-IDフィールドを表します。
■書式の指定例
Re:%s
無条件に、件名の前にRe:を追加します。
例) Re:購入依頼 → Re:Re:購入依頼
%{Re:}s
件名の先頭に1つ以上のRe:, rE:, re:, RE: があれば全て削除します。
例) Re:Re:購入依頼 → 購入依頼
Re:%{RE:}{返信:}s
件名の先頭に1つ以上のRe:, rE:, re:, RE: および1つ以上の返信:があれば全て削除して、先頭にRe:を追加します。
例) 返信:購入依頼 → Re:購入依頼
Re:%{RE:}s{(返信)}
件名の先頭に1つ以上のRe:, rE:, re:, RE: および末尾に1つ以上の(返信)があれば全て削除して、先頭にRe:を追加します。
例) RE:購入依頼(返信) → Re:購入依頼
%a>>
差出人(From)フィールドのメールアドレスの@までの部分を取り出し、その後ろに>>を追加したものを、引用する本文の行頭に追加します。
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