例えば基本文章編集の中に表データの仮身を置き、それを“開いた仮身”として表示すると、文章と表を組み合わせた文書を簡単に作ることができます。
1≫基本文章編集のウィンドウの中に、基本表計算の仮身を置きます。
2≫基本表計算の仮身の隅をドラッグして、開いた仮身にします。
◆開いた仮身をダブルクリックすれば、それがウィンドウに開き、表データを編集することができます。
◆開いた仮身については、仮身の中に実身の内容を表示するをご覧ください。
∇表示設定
シートの内容が、(ウィンドウによってではなく)開いた仮身によって表示されるときには、自動的に次のような設定に基づき表示されます。「値0のセル」以外は、[表示設定]で指定された設定は使われないことに注意してください。
設定項目 | 内容 |
---|---|
行・列ラベル | 表示しない |
枠線表示 | 表示しない |
値の表示 | 値を表示 |
値0のセル | [表示設定]の指定に従う |
開いた仮身 | 表示する |
∇表示範囲
範囲名の定義の中に、“表示”という名前が登録されているときには、その範囲が開いた仮身の中に表示されます。その範囲の左上と開いた仮身の左上が一致します。
範囲名「表示」が設定されていない場合には、シート上の空でないセル全部が含まれる範囲が表示されます。
◆各セルは、左辺と上辺の罫線情報を持っているため、表示したい範囲の最右辺に罫線が引かれている場合、表示範囲の1列右側の列まで範囲名「表示」に含める必要があります。同様に最下辺に罫線が引かれている場合、表示範囲の1行下側の行まで範囲名「表示」に含める必要があります。
前のページへシートの表示内容を設定する 次のページへセルの中のデータの書式を設定する