論理関数

〈論理値群〉には、セル範囲を指定することもできます。この場合、範囲内に含まれるセルをすべて引数に指定したのと同じ効果があります。ただし、範囲内のセルが論理値に変換できない値であった場合、そのセルは無視されます。

〈論理値群〉または〈論理値〉でセルを参照したとき、そのセルが空であった場合には、そのセル参照は無視されます。

〈論理値群〉または〈論理値〉で指定された引数すべてが論理値でないか論理値に変換できなかった場合には、計算結果は“#VALUE#”になります。

〈論理値群〉または〈論理値〉が単独セルの参照のとき、そのセルの値が論理値に変換できない場合には、計算結果は“#VALUE#”になります。

論理値 AND (〈論理値群1〉[,〈論理値群2〉...])

機能
〈論理値群1~〉の論理積を求めます。

引数がすべてTRUEであったとき、計算結果がTRUEになります。それ以外の場合にはFALSEとなります。


AND(TRUE,TRUE) → TRUE
AND(TRUE,TRUE,FALSE) → FALSE

論理値 FALSE ()

機能
常にFALSEを返します。


FALSE() → FALSE

IF (〈論理値〉,〈値A〉[,〈値B〉])

機能
〈論理値〉がTRUEならば〈値A〉を返します。〈論理値〉がFALSEならば〈値B〉を返します。

〈値B〉が省略されている場合には、〈値B〉は0とみなされます。


IF(TRUE,10,20) → 10
IF(10<0,"A") → 0

論理値 NOT (〈論理値〉)

機能
〈論理値〉の否定を求めます。

〈論理値〉がTRUEであればFALSEを返し、FALSEであればTRUEを返します。


NOT(FALSE) → TRUE

論理値 OR (〈論理値群1〉[,〈論理値群2〉...])

機能
〈論理値群1~〉の論理和を求めます。

引数のうち少なくとも1つがTRUEであったとき、計算結果がTRUEになります。引数がすべてFALSEであったとき、計算結果はFALSEになります。


OR(FALSE,TRUE) → TRUE

論理値 TRUE ()

機能
常にTRUEを返します。


TRUE() → TRUE

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