@形式で管理する

∇@形式とは?

@(アット)形式は基本文章編集で開ける文章データです。@形式で出力し、基本文章編集で編集することにより、たとえばマイクロカードではできないデータの“置換”などの操作を行うことができます。

@形式は、“形式定義部”と“データ部”から成ります。

*形式定義部 @項目名:種類:最大文字数:一覧表示幅

*データ部 @項目名:データ

@形式では以下の規則があります。

*形式定義部の最後に$文字を置く。

*データ部で、カード1枚分のデータ毎に$文字で区切る。

*@形式の中ではすべて全角文字を使用する。データ内の半角文字は全角文字に変換される。

*空行(改段落だけの行)、または@で始まらない行は無視される。

*データ部の項目の順番は、形式定義部と同じである必要はない。項目の順番を変えたり、項目が欠けていてもかまわない。

∇@形式の例

データベース「取引先」を@形式で表すと以下のようになります。

@取引先コード:文字:6:6改段落

@ランク:文字:1:1改段落

@よみ:文字:4:4改段落

@会社名:文字:25:9改段落

@部課名:文字:20:7改段落

@役職:文字:12:4改段落

@氏名:文字:10:7改段落

@郵便番号:文字:5:5改段落

@93年度実績:数値:10:10改段落

@94年度実績:数値:10:10改段落

$改段落

@取引先コード:210001改段落

@ランク:A改段落

@ランク:A改段落

@よみ:いのうえ改段落

@会社名:井上電気(株)改段落

@部課名:営業部改段落

@役職:課長改段落

@氏名:岡田 勇作改段落

@郵便番号:146改段落

@93年度実績:12345000改段落

@94年度実績:10056000改段落

$改段落

∇データ内に : " \ の各文字を含むとき

データ内に以下の各文字を含むときは、その文字の直前に\が挿入されます。

データ内に : " \ の各文字を含むときの対応一覧
書き出し形式 直前に\がはいる文字 例:元データ 例:書き出しデータ
@形式 : 例題:次の問を解く。 例題\:次の問を解く。
\は逆スラッシュ \\は逆スラッシュ
CSV形式、タブ区切り形式 " "はい"と言う。 \"はい\"と言う。
\は逆スラッシュ \\は逆スラッシュ

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