2013年10月31日(木)
超漢字Vを利用するためには、Windowsパソコンが必要になりますが、Windows 8.1/8を搭載したタブレットPCを利用して超漢字Vを動作させた場合の操作方法および制限事項について説明します。
超漢字Vでポインティングデバイス(マウス等)を使った操作のタッチパネルでの対応につきましては、以下のようになります。
操作 | 操作結果 | 操作方法等 |
---|---|---|
ポインタ操作 | ○ | 該当箇所をタップするとポインタが表示される。 |
クリック | ○ | 該当箇所をタップする。 |
ドラッグ | ○ | タップした後に素早く(四角い枠が表示される前に)指を移動させる。 |
右クリック | ○ | 長押しして四角い枠が表示された後に指を少し移動させる。 |
ダブルクリック | ○ | ダブルタップする。 |
クリックドラッグ | ○ | ダブルタップ後素早く(四角い枠が表示される前に)指を移動させる。 |
複写ドラッグ | × | メニューからトレー経由で複写を行う。 |
超漢字Vでキーボードを使った操作のタッチキーボード(ソフトウェアキーボード)での対応につきましては、以下のようになります。
タッチキーボードの標準のレイアウトでは、超漢字V側に文字を入力することができないため、以下のように、通常パソコンで利用しているキーボードのレイアウトを追加し、そのレイアウトを利用する必要があります。
手順(Windows 8.1の場合)
手順(Windows 8の場合)
通常パソコンで利用しているキーボードと同じレイアウトを設定するには、以下の手順になります。
手順
タッチキーボードで超漢字Vに文字を入力する場合は、以下の手順になります。
手順
なお、超漢字Vでタッチキーボードのレイアウトと一致した文字を入力するためには、「OADG 109Aキーボード用キー配列定義ファイル」をキー配列変更小物に登録する必要があります。
タッチキーボードで存在しないまたは機能が有効ではないキーへの対応は、以下のようになります。
キー | 代用方法 |
---|---|
右[Ctrl] | [Fn]キーを押した後に表示される[F10]キーを利用する。 かな漢字変換設定のキー割当を「Windows」にし、[Enter]キーを利用する。 |
[Shift]+[Pause] | キー配列変更小物で、[Break]キーの設定をファンクションキー等に割り当てる。 [Break]キーのキーコードは「1140」。 |
[Page Up] | キー配列変更小物で、[Page Up]キーの設定をファンクションキー等に割り当てる。 [Page Up]キーのキーコードは「010C」。 |
[Page Down] | キー配列変更小物で、[Page Down]キーの設定をファンクションキー等に割り当てる。 [Page Down]キーのキーコードは「010D」。 |
[Home] | キー配列変更小物で、[Home]キーの設定をファンクションキー等に割り当てる。 [Home]キーのキーコードは「1245」。 |
[End] | キー配列変更小物で、[End]キーの設定をファンクションキー等に割り当てる。 [End]キーのキーコードは「125E」。 |
[Insert] | キー配列変更小物で、[Insert]キーの設定をファンクションキー等に割り当てる。 [Insert]キーのキーコードは「114C」。 |
[Print Screen] | [Alt]+[P]キーを利用する。 キー配列変更小物で、[Print Screen]キーの設定をファンクションキー等に割り当てる。 [Print Screen]キーのキーコードは「1148」。 |
[NumLock] | テンキーは存在しないので、対応なし。 |
[F12] | 右[Shift]キーを利用する。 |
VMware Playerのウィンドウを最大化(注)した状態で利用した場合、タッチキーボードを呼び出すことができません。必ずVMware Playerのウィンドウ状態でご利用ください。
注:ウィンドウの最大化とは、VMware Playerのウィンドウの右上のをクリックした後の状態を意味します。