Windows 10で共有フォルダを使用する方法

2018年4月13日(金)

Windows 10にインストールされた超漢字Vで、共有フォルダ参照機能を利用するためには、Windows側と超漢字V側で、それぞれ以下の設定をする必要があります。

以下は、『超漢字V操作ガイド』の「8.2.1 共有フォルダをネットワークで共有する」(49~50ページ)に相当する内容です。

Windows側の設定

ユーザーアカウントのパスワードの設定

超漢字Vで共有フォルダを参照するためには、Windowsのユーザーアカウントにパスワードを設定する必要があります。

  • MicrosoftアカウントでWindows 10にサインインしている場合は新たな操作は不要です。
  • パスワードは設定していない場合は、「設定」-「アカウント」-「サインイン オプション」画面でパスワードを設定してください。

共有の設定

手順

  1. 「設定」-「ネットワークとインターネット」画面で「共有オプション」をクリックします。
  2. 「共有の詳細設定」から「プライベート」の右側のボタンをクリックします。

    「プライベート」の右側のボタンをクリック

  3. 「プライベート」の項目の「ファイルとプリンターの共有」の設定が「有効」になっているかどうかを確認します。
    「無効」に設定されている場合は、「有効」に変更してください。

    「ファイルとプリンターの共有」を有効

  4. 「共有の詳細設定」から「ゲストとパブリック」の右側のボタンをクリックします。

    「ゲストとパブリック」の右側のボタンをクリック

  5. 「ゲストとパブリック」の項目の「ファイルとプリンターの共有」の設定が「有効」になっているかどうかを確認します。
    「無効」に設定されている場合は、「有効」に変更してください。

    「ファイルとプリンターの共有」を有効

  6. 「共有の詳細設定」から「すべてのネットワーク」の右側のボタンをクリックします。

    「すべてのネットワーク」の右側のボタンをクリック

  7. 「すべてのネットワーク」の項目の以下の設定がすべて「有効」になっているかどうかを確認します。
    「無効」に設定されている場合は、「有効」に変更してください。

    • パブリックフォルダーの共有
    • パスワード保護共有

    「パブリックフォルダーの共有」と「パスワード保護共有」を有効

  8. 設定を変更した場合は、[変更の保存]をクリックします。

    [変更の保存]をクリック

共有フォルダの作成

   

超漢字Vから参照する共有フォルダを設定する必要があります。

  • 超漢字VからホストOSの共有フォルダとして、Windows 10のユーザーフォルダー(c¥ユーザー)が参照できます。このフォルダーを使用する場合は以下の操作は不要です。
  • 以下の手順は、共有フォルダの作成例になります。

手順

  1. デスクトップで、マウスの右ボタンをクリックし、メニューから[新規作成]-[フォルダー]をクリックします。

    [新規作成]-[フォルダー]をクリック

  2. フォルダーの名前を「共有」とします。

    「共有」フォルダーの作成

  3. 「共有」フォルダーをクリックします。
  4. マウスの右ボタンをクリックし、メニューから[プロパティ]をクリックします。
  5. 「共有のプロパティ」から「共有」をクリックします。

    「共有」をクリック

  6. 「共有」から[詳細な共有]をクリックします。

    [詳細な共有]をクリック

  7. 「詳細な共有」から「このフォルダーを共有する」にチェックをつけます。

    「このフォルダーを共有する」にチェック

  8. 「このフォルダーを共有する」にチェックがつきます。
  9. [アクセス許可]をクリックします。

    [アクセス許可]をクリック

  10. 「Everyoneのアクセス許可」から「変更」欄の「許可」にチェックをつけます。

    「変更」欄の「許可」にチェック

  11. 「変更」欄の「許可」にチェックがつきます。
  12. [適用]をクリックします。

    [適用]をクリック

  13. [OK]をクリックします。

    [OK]をクリック

  14. 「詳細な共有」から[適用]をクリックします。

    [適用]をクリック

  15. 「詳細な共有」から[OK]をクリックします。

    [OK]をクリック

  16. 「共有のプロパティ」から[閉じる]をクリックします。

    [閉じる]をクリック

超漢字Vの設定

Windows 10上で超漢字Vの共有フォルダ参照機能を利用する場合は、共有フォルダ参照でもアカウントとパスワードを設定しておく必要があります。

手順

  1. 超漢字Vの画面で[小物]メニューの[共有フォルダ参照]を選びます。
    共有フォルダ参照のウィンドウが現れます。
  2. 「ホストOSの共有フォルダ」が選ばれている状態で、[編集]メニューの[接続先設定]を選びます。
    接続先設定パネルが現れます。
  3. 「ホストOSの共有フォルダ」が選ばれている状態で、[編集]スイッチをクリックします。
    接続先登録パネルが現れます。

    接続先設定パネル

  4. 「Windows側の設定」-「ユーザーアカウントのパスワードの設定」で設定したWindowsのユーザーアカウントとパスワードを入力します。

    注意:MicrosoftアカウントでWindows 10にサインインしている場合は、Microsoftアカウントとパスワードを入力します。

    接続先登録パネル

  5. [登録]スイッチをクリックして、接続先登録パネルを閉じます。
  6. [閉じる]スイッチをクリックして、接続先設定パネルを閉じます。
  7. 「ホストOSの共有フォルダ」をダブルクリックすると、共有フォルダが表示されます。
    上記の「共有フォルダの作成」で作成した共有フォルダは、「共有」という名称で表示されます。

共有フォルダ参照でエラーが発生した場合

共有フォルダ参照の「ホストOSの共有フォルダ」をダブルクリックした時にエラーメッセージパネルが表示された場合は、次を参考にして対処してください。

変更履歴

  • 2018年4月13日(金)
    初版

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