本文に「見出し」を付け、見出しの付いている箇所を一覧に表示したり、別の実身に出力したりできます。また、一覧から指定した見出しの位置へ移動できます。見出しは、文書の章節構造を把握したり、目次の作成に利用できます。
見出しは、「大見出し」「中見出し」「小見出し」の3段階から設定でき、行間のメモ領域に表示されます。
見出しを扱うときは、「メモ」のスイッチがONになっていることを確認してください。
[見出し]メニューの[大見出し]を選ぶと、カーソルの位置に「大見出し」が表示されます。「中見出し」「小見出し」も同様です。
† [大見出し]は左[Ctrl]+[7]、[中見出し]は左[Ctrl]+[8]、[小見出し]は左[Ctrl]+[9]で見出しを付けることができます。
† 見出しとカーソル位置の関係や、見出しを含んだ文字列の削除、移動、複写の操作は範囲なしメモと同じです。
† 「メモ」スイッチがOFFのときは、見出しは表示されません。
[見出し]メニューの[見出し一覧]を選ぶと、見出し一覧パネルが現れます。
† 左[Ctrl]+[0]でも見出し一覧パネルが現れます。
現在選択している見出しに、インジケータが表示されます。
大見出し、中見出し、小見出しの構造を解釈した連番が表示されます。
見出しと番号の関係は下の表のようになります。
見出し | 番号 |
---|---|
大見出し | 1 |
中見出し | 1.1 |
小見出し | 1.1.1 |
小見出し | 1.1.2 |
中見出し | 1.2 |
大見出し | 2 |
大見出し | 3 |
† 先頭の見出しが「大見出し」以外の場合、見出し一覧の番号は「0」から始まります。また、大見出しの後に小見出しが付いている場合、中見出しの番号は「0」になります。
見出しの付いている段落の先頭から、修正を反映した状態の文字列が表示されます。
見出しの付いている段落の、先頭の行が存在するページが表示されます。
移動したい見出しを選択して[移動]をクリックすると、見出し一覧のパネルを終了し、本文の見出しの箇所に移動します。
[実身へ出力]をクリックすると、元の実身を指す仮身の近くに新しい実身が作成され、現在の見出し一覧の内容が新しい実身に保存されます。
見出し一覧の出力結果は、基本文章編集で確認できます。
† 見出しは1つの段落に対して複数個付けることができますが、見出し一覧と出力で有効なのは、その段落でいちばん前にある1つだけです。
† 見出しは修正を反映した状態で解釈します。
† 赤ペン詳細モードのときは、見出し一覧にページ数は表示されません。見出し一覧を出力した場合は、修正を反映した状態でのページ数を出力します。
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