前バージョンからの変更点とご注意

「超漢字原稿プロセッサ」(以下「原稿プロセッサ」)から「超漢字原稿プロセッサ2」(以下「原稿プロセッサ2」)で追加/修正された機能と、注意点について説明します。

• [保存]メニューの[タグを付けて保存]の名称を[入稿用出力]に変更しました。(入稿用出力)
• [赤入れ]メニューを新設し、赤入れに関する操作をまとめました。(修正の反映・破棄)
  

  [前の赤入れへ][次の赤入れへ]を[検索]メニューから移動しました。
  [赤入れ反映][赤入れ破棄]は[反映][破棄]に名称が変わり、[編集]メニューから移動しました。

• [トレー]メニューを廃止し、[編集]メニューに統合しました。(補足資料3:複写操作について)(メモを含めない複写操作)
• トレーやドラッグ操作時のメモあり/メモなし指定を廃止しました。(メモを含めない複写操作)
  

  「原稿プロセッサ」では、メモを含んだ文字列を選択してトレーやドラッグによる複写/移動操作を行う際に、メモを操作対象に含むかを「メモあり」「メモなし」で指定していましたが、これを廃止しました。
  「原稿プロセッサ2」では、通常の複写/移動操作ではメモは操作対象に含まれます。メモを含めない複写を行う場合は、[編集]メニューの[トレーに文章のみ複写]を選んでください。

• メモ領域と行間の表示位置を変更しました。(メモの種類)
  

  「原稿プロセッサ」では、本文とメモ領域は隣接していましたが、「原稿プロセッサ2」では、本文とメモ領域の間に行間を表示します。

• ページ番号と行番号の表示色を変更しました。
  

  「原稿プロセッサ」では、ページ番号色は黒色、行番号色は罫線色と同色でしたが、どちらも制御文字色で表示/印刷されるように変更しました。
  環境設定パネルの「制御文字色」での設定色が適用されます。
  「原稿プロセッサ」で作成した文書で「ページ番号表示」と「行番号表示」を設定していた場合は、表示や印刷の結果が変わる可能性があります。

• 環境設定パネルの表示文字サイズ指定の方法を変更しました。(画面環境を設定する)
  

  実際に表示される文字サイズ(ポイント)の指定から、表示倍率の指定に変更しました。
  「原稿プロセッサ」で作成した実身を表示する場合は、なるべく同じ表示文字サイズになるように表示倍率を調整しますが、若干の誤差が出る可能性があります。
  また、「ウィンドウサイズに合わせる」を指定すると、その時点のウィンドウサイズ内に1行をすべて表示できる最大の文字サイズで表示するように、倍率を設定します。
  ウィンドウを変形すると、実際の表示倍率も変化します。大量の文字の場合、再表示の処理に時間がかかることがありますので、そのような場合は「ウィンドウサイズに合わせる」をOFFにしてください。

• 字数計測の方法を変更しました。(画面環境を設定する)
  

  「原稿プロセッサ」では、進捗の目標量の字数設定は、1行に1文字でもあれば1行分の文字(マス目)数が達成されたものとして計算していましたが、実際の字数に基づいて計測するように変更しました。
  環境設定パネルで、目標量を"字"に設定することで有効になります。また、計測時に、空白、タブ・改段落・改ページを1文字として計測するかを指定できます。

• 連続した検索/置換操作の終了位置を変更しました。(文字列を検索・置換する)
  

  文書の先頭または文書の終端に到達した場合に、他方に折り返して検索を継続するように変更しました。
  検索開始位置から一巡した時点で検索を終了します。

• ワードラップ対象文字を変更しました。(禁則設定)
  

  「原稿プロセッサ」ではすべての英数字がワードラップの対象になっていましたが、比例/回転属性(比例/回転)を付けた英数字のみに適用されるように変更しました。
  比例/回転属性の付いていない英数字は、1字1マスで表示されます。
  「原稿プロセッサ」で作成した文書のレイアウトの結果が変わる可能性があります。

• 原稿用紙設定の印刷設定パネル内の「赤ペン時の赤入れ箇所」を「配色」に変更しました。(印刷設定)
  

  設定の名称は以下のように対応しています。

  原稿プロセッサ「赤ペン字の赤入れ箇所」	原稿プロセッサ2「配色」
  赤色	標準色
  追加文字は[]で囲む(黒色)	モノクロ

  「原稿プロセッサ」からバージョンアップした場合、「原稿プロセッサ」で作成した原稿用紙の印刷設定パネルの設定は、「赤ペン時の赤入れ箇所」の設定を引き継ぎます。
  「原稿プロセッサ」の初期設定は「追加文字は[]で囲む(黒色)」のため、「原稿プロセッサ」で作成した原稿を「原稿プロセッサ2」でそのまま印刷すると、モノクロで印刷されます。「原稿プロセッサ」で作成した原稿を、バージョンアップ後にカラー印刷する場合は、印刷設定パネルの設定をご確認の上、印刷してください。

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