メール編集の詳細

■[表示]メニューの[標準編集モード]/[全編集モード]

[標準編集モード]:

標準編集モードは、特定のヘッダ、本文、および添付ファイルしか取り扱えないモードです。

ヘッダ部分やヘッダと本文との区切りの「空行」を、編集したり削除したりすることはできません。

ヘッダ中で改行をした場合は、自動的に継続行という扱いになり、一つの項目で複数の内容を記述できます。また、アドレス帳からのドラッグにより、メールアドレスを簡単に入力することができます

[全編集モード]:

このモードでは、メールのヘッダ部分から本文までを自由に記述することができます。どのようなヘッダでも記述できるため、標準編集モードで記述できなかったヘッダの追加や、修正が可能です。

標準編集モードにある、アドレス帳からのドラッグによるアドレス入力機能は使えません。

■[表示]メニューの[詳細表示]

[詳細表示]がON(ONマーク):

改段落、タブの位置が確認できるように、改段落とタブを〔改段落〕と〔タブ〕のマークで表示します。また、半角80桁の位置にガイドラインが表示されます。

■[編集]メニューの[添付形式]

選択されている、添付ファイルを表す仮身1つに対して、添付形式を設定します

■[文字セット]メニューの[判定]

文字セットに「自動選択:~」を指定した場合:

[文字セット]メニューの[判定]を選択すると以下のようなパネルが現れ、どの文字セットが選択されるかがわかります。

文字セットの判定

設定した文字セット内で表現できない文字があった場合は、以下のように報告されます。この場合は、より多くの文字を表現できる文字セットを選択するか、文字セット内で表現できない文字を他の文字で置き換えるなどの対応が必要です。

表現できない文字があった場合のパネル

文字セットに「自動選択:~」以外を指定した場合:

[文字セット]メニューの[判定]を選択すると、指定した文字セットでは送信できない文字が赤く表示されます。また、添付実身名に指定した文字セットでは送信できない文字を含む場合は、その仮身の左下に×マークがつきます。

∇文字セット判定が行われる範囲

ヘッダ部分(添付実身名を含む)と本文との2箇所について、それぞれ独立して文字セット判定、および送信不可文字(赤文字/×マーク)の表示を行います。

■[文字セット]メニューの[設定]

[文字セット]メニューの[設定]を選ぶと、以下のパネルが現れます。

文字セット設定パネル

文字セット設定:

[メール管理の設定を優先]がON(ONマーク)のときは、メール管理の文字セット設定をそのまま利用します。その結果どの文字セット設定が使用されるかは、パネルに表示されます。メール編集で独自に文字セットを設定する場合は、任意の文字セットをON(ONマーク)にします。【標準設定】は[メール管理の設定を優先]がON(ONマーク)です。

半角の\を\と同一視する:

メール編集で独自に文字セットを設定する場合に設定できます。

文字セットによって、文字コード0x5Cに対応する文字が、半角の\(バックスラッシュ)になる場合と\(円記号)になる場合とがあります。ON(ONマーク)にすると、半角の\(バックスラッシュ)を\(円記号)と同一視します。【標準設定】はON(ONマーク)です。

&T表記を使用する:

メール編集で独自に文字セットを設定する場合に設定できます。ON(ONマーク)にすると、指定した文字セット内で表現できない文字を、テキスト形式TRONコードに変換して送信します。OFF(OFFマーク)にすると、指定した文字セット内で表現できない文字を〓または?に変換して送信します。【標準設定】はON(ONマーク)です。

文字化けの可能性のある文字の送信禁止:

ON(ONマーク)にすると、(株)や丸付き数字などの、文字化けの可能性のある文字(日本基本13区の記号類の一部)を一切送信しません。OFF(OFFマーク)にすると、一部の文字セットに限り、これらの文字を送信することができます。【標準設定】はOFF(OFFマーク)です。

†この設定をOFF(OFFマーク)にすることで、文字セットを[自動選択:日本語(ISO-2022-JP固定)]にしたままで、(株)や丸付き数字などが含まれたメールを、そのまま返信することができます。ON(ONマーク)にしてしまうと、(株)や丸付き数字などが&T表記に変換されたり〓または?に変換されたりして、文意を損ねる場合があります。

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