検索関数

CHOOSE (〈番号〉,〈値1〉[,〈値2〉...])

機能
〈値1~〉の引数リストのうち、〈番号〉の位置にある引数の値を返します。

〈番号〉が1のときには〈値1〉の値、2のときは〈値2〉の値というように左から順に数えた位置の引数の値を返します。

〈番号〉が1未満のとき、〈値1~〉の引数の数より大きいときは“#VALUE#”エラーとなります。


CHOOSE(3,"A","B","C","D","E") → "C"

HLOOKUP (〈照合値〉,〈セル範囲〉,〈行位置〉)

機能
〈セル範囲〉の最上行を左から右に調べ、〈照合値〉に一致するデータがある列の、〈行位置〉で指定した行にあるセルの値を取り出します。

〈行位置〉は〈セル範囲〉の最上行を第1行として数えます。

〈セル範囲〉の最上行のセルは、セルの値が左から右に向かって昇順になるように並んでいなければなりません。〈セル範囲〉の最上行の値の型(数値、文字列、論理値など)は別々のグループとして扱い、〈照合値〉の型と同じ型がなければ“#NA#”エラーとなります。

〈照合値〉と一致するデータがないときは、同じ型のグループの中で〈照合値〉を超えない最大のデータを持つ列の〈行位置〉で指定された行のデータを取り出します。

同じ型のグループ内で最も左側のデータより〈照合値〉が小さかった場合には“#NA#”エラーとなります。

〈行位置〉が〈セル範囲〉の中を指さないときは“#REF#”エラーとなります。


HLOOKUP(2002,[2,2:5,4],4) → 8000(下図の例の場合)

HLOOKUPの利用例

INDEX (〈セル範囲〉,〈行位置〉,〈列位置〉)

機能
〈セル範囲〉の中から、〈行位置〉と〈列位置〉で指定するセルの内容を取り出します。

〈行位置〉〈列位置〉は、〈セル範囲〉の一番上の行と一番左の列をそれぞれ1として数えます。


INDEX([3,2:7,8],3,6) → 16(下図の例の場合)

INDEXの利用例

VLOOKUP (〈照合値〉,〈セル範囲〉,〈列位置〉)

機能
〈セル範囲〉の最左列を上から下に調べ、〈照合値〉に一致するデータがある行の、〈列位置〉で指定した列にあるセルの値を取り出します。

〈列位置〉は〈セル範囲〉の最左列を第1列として数えます。

〈セル範囲〉の最左列のセルは、セルの値が上から下に向かって昇順になるように並んでいなければなりません。〈セル範囲〉の最左列の値の型(数値、文字列、論理値など)は別々のグループとして扱い、〈照合値〉の型と同じ型がなければ“#NA#”エラーとなります。

〈照合値〉と一致するデータがないときは、同じ型のグループの中で〈照合値〉を超えない最大のデータを持つ行の〈列位置〉で指定された列のデータを取り出します。

同じ型のグループ内で最も上側のデータより〈照合値〉が小さかった場合には“#NA#”エラーとなります。

〈列位置〉が〈セル範囲〉の中を指さないときは“#REF#”エラーとなります。


VLOOKUP(2002,[2,2:4,5],4) → 8000(下図の例の場合)

VLOOKUPの利用例

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