電話番号は、1つの通信記録箱に1つだけ設定できます。
1≫[環境設定]メニューの[電話番号設定]を選びます。
電話番号設定のパネルを開きます。
2≫電話番号を設定します。
電話番号
接続する電話番号を指定します。見やすいように、“-”“(”“)”を電話番号の中に入れることができます。
†普通に電話をかけるときと同じように、同一の区域内から利用する場合は市外局番を省略できます。
ゼロ発信の場合には、ゼロを押したあと、数秒待ってから次の数字を押す必要があります。これを実現するためには、電話番号の中に、“,”(カンマ)を入れます。たとえば、
のようになります。
電話番号として、
A B C D E F # *
の各文字も使用できます。
モデム設定
モデムの設定のためのコマンドを指定します。通常は何も指定する必要はありません。
たとえば、モデムをMNP(誤りなくデータを送受信するためのプロトコル)を使用しないで動作させたいときには、
とします。モデムコマンドの詳細は、モデムの取扱説明書をご覧ください。
再ダイヤル回数
話し中などの場合、つながるまで何回再ダイヤルするかを指定します。「0」を指定すると、再ダイヤルしません。
再ダイヤル間隔
次の再ダイヤルまでの間隔を秒単位で指定します。5~99秒を指定できます。
†モデムによっては60秒以内には再ダイヤルできないようにしてある機種もあります。
形式
使用する電話回線の形式を指定します。
†「トーンダイヤル」は、ダイヤルするとき「ピィ・ポッ・パッ」と音がする電話回線です。「パルスダイヤル」は、「プップップッ」と音がする電話回線です。
†「パルスダイヤル」回線に接続されている電話機の中には、「ピィ・ポッ・パッ……ジー・ジーー・ジー」と音がするものがありますので注意してください。
†「トーンダイヤル」も「パルスダイヤル」も指定しないことができます。この場合、モデムに対して回線形式を指定せずにダイヤルします。
スピーカ
[ ON]にすると、ダイヤルするときの音、呼び出し音、データ転送のときの音などが、内蔵スピーカから聞こえます。
通信の状態が確認できるように、通常は[ ON]にしておくとよいでしょう。
†ONもOFFも指定しないことができます。この場合、モデムに対してスピーカの設定コマンド(ATMコマンド)を送りません。
3≫[設定]スイッチをクリックします。
設定内容が保存され、次にこの通信記録箱を開いたときには、この設定が使用されます。