■コマンド実行とは?
基本通信では、文字入力やメニュー実行の手順を文章の形で記述しておき、それをあとで実行することができます。この機能を“コマンド実行”とよびます。
この機能を使って、自動ログインや、メールの自動ダウンロードなどを実現できます。
コマンドは、基本文章編集を使って文章の実身として作成します。この実身を特に“コマンド実身”とよびます。
■コマンド実身の所在を指定する
コマンド実身を格納する場所を指定します。
1≫[環境設定]メニューの[コマンド設定]を選びます。
コマンド設定のパネルが現れます。
2≫必要な設定をします。
コマンド実身/送信データのキャビネット名
コマンド実身を格納するキャビネットを指定します。
†コマンド実行のデータ送信で使用するシステム変数 $SNに代入した送信実身は、この場所に格納されている必要があります。
記録箱ウィンドウの中にそのキャビネットを置く場合は[通信記録箱内]、初期ウィンドウの場合は[初期ウィンドウ内]を指定します。
文字ボックスにそのキャビネットの名前を指定します。
†空の場合は、記録箱ウィンドウ、または初期ウィンドウの中に直接、コマンド実身を置くことを意味します。
コマンド実身名
コマンド実身の名前を指定します。
†[編集]メニューを使うこともできます。
3≫[設定]スイッチをクリックします。
指定したコマンド実身が読み込まれ、その中のコマンドが[コマンド実行]メニューに現れます。
∇注意!:はじめてコマンド実身を作成したとき
はじめて、コマンド実身を格納するキャビネットやコマンド実身を作成したときには、注意が必要です。それぞれの親のウィンドウで[保存]メニューの[元の実身へ]を選んで、保存してください。保存しないと、基本通信はコマンド実身の存在を認識できません。
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