あわてないでください。いくつかの方法で仮身を元に戻すことができます。
∇消してしまった直後なら
直後であれば、削除の操作を簡単に取り消すことができます。
1≫仮身を消してしまった直後に、[編集]メニューの[取り消し]を選びます。
†[Esc]または[F9]キーを押してもかまいません。
2≫削除の操作が取り消され、仮身が元に戻ります。
!基本文章編集では、操作の直後にカーソルを動かしてしまうと、[取り消し]ができなくなります。基本図形編集では、操作の直後に図形の選択を解除してしまうと、[取り消し]ができなくなります。
∇[取り消し]メニューが選べないとき
[編集]メニューの[取り消し]が薄い表示になっているときや仮身が元に戻らないときには、以下の方法があります。仮身を消してしまったウィンドウ(実身)の名前を「日記」として説明します。
1≫ウィンドウ「日記」で、[保存]メニューの[新しい実身へ]を選びます。
最新の編集結果をほかの実身へ保存します。ここでは「日記2」という名前の実身に保存したとします。「日記2」の内容は、仮身がなくなっている状態です。
2≫ウィンドウ「日記」で、[終了]メニューを選びます。現れた終了パネルで、[保存しない]を選びます。
仮身の削除も含めて、ウィンドウ「日記」を開いたあとに行った編集作業がすべて無効になります。
3≫仮身「日記」をもう一度ウィンドウに開きます。
削除してしまった仮身が現れます。
その仮身をトレーへ複写します。
4≫「日記2」をウィンドウに開き、 トレーから複写し、仮身を元の位置に置きます。
これで、仮身を削除してしまった直前の状態に戻ります。
5≫仮身「日記」を削除し、「日記2」の実身名を「日記」に変えます{実身名を変更する}。
「日記」をそのまま使い続けます。
◆通常、参照する仮身が1つもなくなった実身は自動的に削除されます。しかし、“削除不可”属性のついている実身は削除されずに、くず実身としてディスク上に残ります。くず実身は、普通の実身へ復旧することができます。
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