シリアルマウス/トラックボールを接続して、マウスの代わりに使用できます。
◆シリアルマウス/トラックボールは、標準のマウスコネクタではなく、シリアルポートに接続します。シリアルポートをひとつ占有することになります。
◆超漢字Vでシリアルポートを利用するためには、あらかじめ 超漢字V.vmx ファイルでの設定が必要です。
詳細は、「VMware Playerのシリアルポートの作成方法」をご参照ください。
■対応規格
以下の仕様を持つ、マイクロソフト・シリアルマウス規格に準拠するシリアルマウス/トラックボールに対応しています。
コンピュータ本体のシリアルポートに、物理的に接続できることを確認してください。
∇シリアルインタフェース仕様
項目 | 内容 |
---|---|
通信速度 | 1200bps |
データ長 | 7ビット |
ストップビット | 1ビット |
パリティ | なし |
∇データ構成仕様
3バイト、または4バイト構成。
項目 | 内容 |
---|---|
第1バイト | 01BMSYSX |
B メイン(上)ボタン(0:OFF、1:ON) | |
M メニュー(下)ボタン(0:OFF、1:ON) | |
SY 上下移動方向(11:上方向、00:下方向) | |
SX 左右移動方向(11:左方向、00:右方向) | |
第2バイト | 00XXXXXX |
左右方向変位(左方向の場合は2の補数) | |
上位2ビットをSYに入れ替えて符号つき8ビット | |
第3バイト | 00YYYYYY |
上下方向変位(上方向の場合は2の補数) | |
上位2ビットをSYに入れ替えて符号つき8ビット | |
第4バイト | 00R00010 |
メニュー(中)ボタンをON/OFFした瞬間のみ付加 | |
R メニュー(中)ボタン(0:OFF、1:ON) |
■シリアルマウスなどを使用する
シリアルマウス/トラックボールを使用するには、システム環境設定小物の〈機器〉の画面で拡張入力機器の設定を行う必要があります。
◆シリアルマウス/トラックボールと標準のポインティングデバイスを同時に使用することができます。
■左手でトラックボールを使う
トラックボールを転がす方向とポインタの変化の方向を反転させます。トラックボールを左手で使用するときに便利な機能です。
†これ以外にも、イネーブルウェア機能を使って操作感を調整することができます。
1≫[小物]メニューの[ユーザ環境設定]を選びます。
ユーザ環境設定小物のウィンドウが現れます。
2≫〈PD属性〉の見出しをクリックします。
電子ペンやマウスの設定をする画面に移ります。
3≫〈メインボタン〉の[右]をクリックしてON()にします。
4≫トラックボールの左右/上下方向の変位の方向が逆転します。コンピュータ本体の左側にトラックボールを取り付けて左手で操作しやすくなります。
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