マイクロスクリプトの「スクリプト」とは、“台本”という意味です。台本には、芝居の進行を書き留めます。マイクロスクリプトでは、台本を書くようにしてスクリプトを記述し、ウィンドウの中で進行していく芝居を作ります。
台本と同じように、スクリプトでも、やりたいことを順番に書いていきます。たとえば、こんな具合です。
APPEAR 花
WAIT 1000
MOVE 花 :10,20
APPEAR, WAIT, MOVEなどと英文字になっている所は、マイクロスクリプトへ出す指示です。上の3行のスクリプトの意味を言葉で書くと次のような感じになります。
花を登場させる。
1000ミリ秒(=1秒)待つ。
その花を、右に10、下へ20動かす。
芝居に登場するのは役者です。そこでマイクロスクリプトでも、ウィンドウの中に現れるものをそのまま“役者”とよぶことがあります。上の花の例のように、実際には小道具に相当する場合もあります。
ここでは記述していませんが、花が現れる舞台(背景)も設定する必要があります。これもマイクロスクリプトではそのまま“舞台”とよんでいます。
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