『基本通信』は、シリアルポートを通じて通信をするためのアプリケーションです。基本通信どうしで通信すると、文字だけでなく、図形の入ったデータを送受信することができます。
基本通信は、アクセスポイントに電話をかけ、ホストと回線を接続する機能を持っています。打ち込んだ文字をホストに送ったり、ホストから送られてきた文字をウィンドウの中に表示したりします。さらに、実身の内容をホストに送って、そこでファイルに格納したり、ホストにあるファイルを超漢字Vで受け取って実身にしたりする機能も持っています。
基本通信では、文字のデータのことを“テキスト”とよぶことがあります。
∇通信のための記録箱を作成する
通信をするには、原紙箱から“通信記録箱”を取り出します。詳しい操作は、アプリケーションを起動するをご覧ください。
1≫[小物]メニューの[原紙集め]を選びます。
原紙集め小物のウィンドウが現れます。
2≫“通信記録箱”の原紙を、ほかのウィンドウへドラッグします。
実身の名前を設定すると、通信記録箱の実身が新しく作成されます。
3≫仮身をダブルクリックします。
†仮身のピクトグラムは、通信のピクトグラム[]になります。
ウィンドウが現れ、通信を開始できます。
通信を始めるためには、以下の設定を正しく行います。
1. 通信環境の設定
2. 文字環境の設定
3. 電話番号の設定
†超漢字Vでシリアルポートを利用するためには、あらかじめ 超漢字V.vmx ファイルでの設定が必要です。
詳細は、「VMware Playerのシリアルポートの作成方法」をご参照ください。
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